✔米国は日本時間午後12時1分に、中国の2000億ドル相当の商品の関税を10%から25%に引き上げた。
✔世界中のマーケットは当初ニュースに追いついていませんでしたが、次第に取引高が急上昇しました。
✔投資家たちは、本格的な貿易戦争を回避するために、米国と中国の両方が契約を結ぶことを期待し続けている模様。
米国が中国製品に対する関税引き上げを実施したにもかかわらず、世界の株式市場は反応が薄い。
今日の日本時間午後12時1分に、米国は2000億ドル相当の中国製品に対して10%から25%の関税を引き上げた。それに応じて、中国側は関税引き上げを「深く遺憾に思う」と言って、そして対策を取るとした。が、未だ具体的な情報は提供されていない。
世界中のマーケットは、最初は下落しましたが、アジアでは中国本土の株価(上海総合株価)が 3%以上上昇した。ヨーロッパでは、ドイツのDAXが1%近く下落して取引されていました。NYダウについても下落した勢いは失速して回復方向に転じた。
貿易交渉についての不確実性は残るであろうが、しかし何人かのアナリストは「投資家は世界の二大経済国が本格的な貿易戦争を回避するであろうとまだ楽観的であると信じる」という。
バンクオブアメリカによる新たな調査によると、世界の株式は205億ドルの流出を演じたという。また、Goldman Sachsは、交渉にはまだ多少の余裕があるとクライアントに語っているようだ。
ロンドンを本拠地とする株式ブローカーであるAJ Bellの投資担当ディレクターRuss Mold氏は、正式な関税引き上げの影響で投資家たちが市場の動きを鈍化させる可能性があると語った。
中国の報復は米国の企業や消費者を傷つけ、経済に悪影響を及ぼすと説明した。そして、トランプ氏は「過激すぎる」と指摘するだろうと付け加えた。
恐怖指数はいまだ高まりを抑えきれていないが。
今後の協議内容と来週のマーケットに要注目!