10月3日に26970円の高値を示現したが、その後の急落に一目均衡表の雲を下抜けて10月11日に24914円の安値を付けた。
下値では200日移動平均線がサポート役となり、反動高に25900円まで回復したものの、終値ベースで一目均衡表の雲上限を上抜けることが出来ず、再び200日移動平均線を試す展開になっている。また、この水準は心理的節目となる25000円に面合わせしており、強いサポート帯として意識される一方、7月以降に積み上がった買い方の玉を狙うベア派の静かな反撃が見え隠れしている。
平均足は既に3本目の陰転を形成しており、ポイント&フィギアも陰転換した。
現行の水準は、200日移動平均線や心理的節目、4月安値から描画した上昇トレンドラインが重なっており、これらを下抜ける場合はベア派の反劇に拍車がかかりそうだ。