東京金 今後の展望 | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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東京金は4335円で取引を終えました。

米雇用統計の発表後、買い優勢の展開に一時4351円まで上昇する場面もありましたが、その後は戻り売りも入り、5日MAが抵抗として機能するカタチに上ヒゲを形成しました。


▽週足チャート



週足チャートで考察すると、実線は1月9日4793円を高値に下降トレンドを形成しており、3月19日安値をボトムに新しいボトムサイクルを形成していますが、4月12日4672円でトップを形成した後は下降波動を継続し、3月ボトムを下抜けています。

日柄がまだ浅いこともあり、上昇しきれない状態が続いており、上値は5週MAが抵抗として機能しています。

オシレータ系指標のストキャスティクスSlowKが2.76まで下落していることを考えると、短期的には自律反発する可能性も考えられ、その上値ターゲットは25週MA近辺が視野に入ります。ただ、3月から形成するボトムサイクルが継続していることから戻りは再び売られる展開が想定されます。

▽日足チャート


続いて、日足チャートで考察してみましょう。
実線は直近安値を下抜けて下降トレンドを形成しています。
25日MAが下降傾向にあることで、戻り高値は25日MA近辺でトップを形成し再び下落するといった展開を続けています。
ボトムサイクルは平均27日間のサイクルを形成しており、7月3日ボトムから形成するサイクルは現在24日目を経過しており、ボトムを付ける時間帯に絡んできました。
週足チャートで考察するように目先は自律反発も考えられますので短期トレーダーの買いが入りやすいと言えそうです。
まずは下げ止まりを確認する必要がありますので、確認指標として平均足やP&Fを活用することが良いでしょう。
上昇ターゲットとしては前回と同様に25日MAが意識されますが、週足ベースの上値ターゲットを考慮すると、25日MAを少し上抜ける水準まで上昇する展開も想定されます。

 

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