昨日のNY原油は大幅に下落し、一時50.07ドルの安値を付けました。
ロイター通信が9月29日までにまとめた調査によると、9月のOPEC産油量は日量3286万バレルと、イラクとリビアの増産を受けて前月を5万バレル上回ったようです。
OPECの産油量増加や米シェールオイル増産の動きで上値が重くなっています。
9月28日高値がトップとなり、目先は下値を試す展開が想定されそうです。
昨日の相場では25日EMAがサポート役として機能したカタチですが、ボトムサイクルは22日目とまだ日柄が浅いことや、RSIが中段保ち合い圏に下落していること、平均足が陰転していることなどを考慮すると、さらに下落する可能性は十分になると云えるでしょう。
下値ターゲットとして意識される水準は、200日EMA割れや一目均衡表の雲の水準が視野に入ってきそうです。