ティックトレードで利益を狙う=ゴールドトレード | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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東京金は、前日比1円安の4480円近辺で取引されています。

今回はティックトレードについて考えてみたいと思います。

チャートは東京金の5分足チャートです。



昨日の夜間立会い開始時はGAPを伴ってスタートし、一時4473円まで値を崩しましたが、その後は押し目買いが入り、長い下ヒゲを形成しました。
この下ヒゲは売られ過ぎを示すサインです。
つまり、寄付きで演じたGAPを埋める可能性が非常に高いということを示唆しています。

寄付き後の30分間は状況把握の時間帯です。
30分後の時点で相場がどちらに動きたがっているかを確認します。
今回は長い下ヒゲを形成したことで、相場がGAPを埋めたがっていることが分かります。
つまり、このサインを確認したところが買いエントリーのポイントになります。


続いて日中立会いの寄付きは、GAPを形成していません。
そして、寄付き後の30分間は狭いレンジで推移しました。
つまり、その後の相場はレンジをブレイクする方向に動きやすいということが分かります。
また、今回は4475円の水準で長い下ヒゲを5本も形成していることで4475円が強いサポートであることがみて取れます。

エントリーは寄付き後30分間の高値である4478円を上抜けて買い参戦となります。

ティックトレードとは、数円動いたところで利確するという超短期トレード手法です。

東京金の場合、ネット取引であれば、手数料抜けは日計り手数料が適用されて1円で抜ける業者がありますので、1円以上取れれば利益になります。

直近の価格変動幅を考慮して、2円3円程度の値幅で利確することが無難でしょう。