東京金の夜間立会いは前日比25円安の4375円で引けました。
昨日の相場ではNYゴールドが一時上昇したことで東京金も連れ高となり一時4453円まで上昇する場面もありましたが、その後はNYゴールドのがマイナス圏に下落(ユーロ安)したことで東京も大幅に値を崩す展開となりましたね。
非常に長い上ヒゲ陰線なのでこれだけをみるとこれから下落するんじゃないかと思わせるような形状ですね。下落する可能性もありますが、私はまだ上値を試すんじゃないかと思っています。
その理由は日柄が浅いということです。
4/18安値4263円のボトムからまだ5日目です。ここから下げるにはあまりにも日柄が浅いです。
2月の時も2/9に長い上ヒゲを形成して下げに転じるのだろうかという形状になりましたが、その後は大きく上昇しました。
今回は登山でいう下山の時間帯ですので大きな上昇は力不足ですが、それにしてももう一段の上昇または昨晩と同等の高値まで上昇を何度かトライしてもおかしくないでしょう。
週足チャートで考察すると、3/7高値4622円が山の頂上です。
ここから下山している訳ですが、現行は一旦200週EMAで下げ止まっており、中腹での休憩状態です。一旦はここで体力を温存して再び下降波を形成するという流れが考えられます。
つまり、日足ベースでは現在上昇波を形成していますが、ある程度上昇したところは再び下降波に転じて、週足と共に下値を試す展開が考えられます。
今回のボトムは、日足と週足のボトムを付ける時間帯ですので思わぬ下落も想定されます。
ボトム形成の時間帯としては6月です。
東京金は6月にボトムを付ける確率が非常に高いことからも今回のボトム形成時期が一致しますね。
まずは日足ベースでトップをどの水準で示現するかですね。
【商品先物】初心者の方&勝てていない方 一緒に勉強しましょう!
コモディティに特化した無料メールマガジン配信中!
