日足チャートで考察すると、実線は一目均衡表の雲上限が抵抗となり、陰線を形成しました。
3/16安値39400円でボトムサイクルのボトムを付けた可能性が高まりますが、次の展開は極点に言えば、2通りあります。
1つ目は、直近高値41790円を上抜けて上昇トレンドを形成する。
2つ目は、直近安値39400円を下抜けてダブルトップ形成から下降波を形成する。
さて、どちらに軍配が上がるか。それは現時点では判断付きませんが、週足ベースで考察することで方向性は見出せます。
もし、方向性を確認されたいのであれば、週足チャートを眺めることです。
現時点の東京ガソリンは、週足で考察すると、実線が25週EMAで上値を抑えられています。それも4週間もです。これは何を意味しているかというと、2013年12月に85970円の高値を示現した後、レンジ相場を形成し、そのレンジ相場下限を下抜けて大勢の下降トレンドを演じました。
相場は上下動を演じながらトレンドを形成します。
例えば、上昇トレンドの次に起こることは、レンジ相場です。そして、レンジ相場から下降トレンドへと移行する訳です。
現段階は下降トレンドを形成している状態ですね。
ただ、その中にも変化はあります。
下降トレンドの中には上昇波と下降波の局面を演じながら形成しますよね。
つまり、現段階は大勢の下降トレンドの中の上昇波を演じているということです。
下降トレンドが続いているということはいずれ下降波を演じて、安値を試す展開が来ます。
このように大勢のトレンドを確認できれば、日足では分からなかった方向感を見出すことができるでしょう。