日足チャートで考察すると、実線はレンジ内での取引に終始しています。
RSIも中50%近辺で指数密集圏を形成していることから、目先のレンジ相場形成を暗示するカタチですね。
200日EMAの上方で推移していることで上昇期待は高まってきていますが、その勢いはまだ現れていません。
週足ベースで考えるとその理由も少しわかってきそうです。
実線は75週EMAが抵抗として4週間もこのラインを突破できずにいます。
さらにその上には一目均衡表の雲も待機しているため、ここから上はかなり強い抵抗帯だということが分かりますね。
また、上昇しきれない理由のひとつに日柄が30週を経過しているということです。平均サイクルが33週~50週ですので、そろそろボトムを付けに行く時間帯です。直近安値は2/12安値144.5円ですが、その水準を下抜けるにはいまの水準から32円以上の下落が必要です。つまり、32円の値幅をあと10週程度で下落できるかどうかということです。
ボトムサイクルは必ず安値を下抜ける訳ではないですが、下値を割る可能性が高いということは云えるでしょう。
まずは25週EMA(168.5円近辺)を下抜けることができるかですね。