東京白金は前日比28円高の3879円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、3750円がサポートに底堅く推移しています。
3750円とは、8月4日の安値が3757円、8月26日が3753円、そして昨日の安値が3749円ということで、3750円前後というところがサポートとして意識されていることがわかります。
RSIが24%まで下落したところで上昇していますし、平均足が5営業日ぶりに陽転し始めていることで、短期的には買戻しが先行する可能性があります。
ただ、実線は一目均衡表の雲の下限で推移していることや25日EMAの下方で推移していることで、下降トレンドのエリアで推移していることで、調整的な買戻しといった印象からは脱していません。
また、遅行スパンについても5日EMAの下方で推移しています。
8月21日に示現した高値は4137円ですが、その時でも遅行スパンは5日EMAを上抜けることができませんでした。
短期的には再び遅行スパンが5日EMAへかい離幅を縮小するカタチが想定されます。その場合でも3950円近辺が強い抵抗として意識されそうです。
この水準は切り下がってくる25日EMAと同水準になることからも強い抵抗として意識されそうです。
もしも、25日EMAや4000円を回復することになれば、それは150日EMAとのかい離幅を縮小させる調整局面に入ったことになるでしょう。
その場合には一目均衡表の雲下限が意識される可能性はありそうです。
リスクを抑えるためには25日EMAを節目にその近辺での戻り売りとロスカット水準を4000円上で設定することも有効かと思われます。