NYプラチナ8月物は10.10ドル安の1011.60ドル。
東京白金6月限は12円安の4070円。
<テクニカル分析(日足)>
・NYプラチナ
売り優勢の展開に3営業日連続で陰線を形成しました。
直近安値は7/8の1010.9ドルですが、昨日の相場では安値引けしていることで目先は下値を試す展開が考えられます。
ただ注意したいのは、移動平均線とのかい離ですが、6/22に安値を付けたとき、実線と25日EMAは43.8ドルのかい離がありました。その後25日EMAまで調整局面入りしました。
現在のかい離は49.1ドルとかい離幅が拡大していますので、1010.9ドルを少し割り込んだ後は押し目買いも想定されます。
ただ、1010.9ドルの安値をいずれは下抜ける可能性が非常に高いと云えるでしょう。
・東京白金
NYが下落したことで3営業日連続の陰線となっています。
東京の場合は7/9の安値時にかい離幅が拡大し、その調整が4149円で終了しているため、下げ余地は十分あると考えられます。
RSIも50%以下で推移しており、平均足も陰転していることも下値試しの展開が想定されます。
<ピボット分析>
HBOP :4122
レジスタンス2 :4100
レジスタンス1 :4085
現在値 :4064近辺
PIVOT :4063
サポート1 :4048
サポート2 :4026
LBOP :4011