NYゴールド8月物は3.50ドル安の1143.90ドル。
東京金6月限は2円高の4559円。
<材料>
・イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は「年内の利上げが適切」と表明。
・ギリシャ議会で財政改革関連法案を賛成多数で可決したことで安全資産とされる金塊の魅力が後退。
<テクニカル分析(日足)>
・NYゴールド
売り優勢の展開に5営業日連続で陰線を形成しました。これにより、一時3/17安値1141.6ドルを下抜けましたが、引けは堅持したカタチです。
ただ、下向きにの流れに変化が見られないため、引き続き下値リスクは払しょくされていません。
昨年11/7安値1130.4ドルを下抜ける場合は買い方のロスカットを巻き込む思わぬ急落も考えられるため、目先は3/17安値や昨年11/1安値を維持できるか注目されます。
・東京金
NYゴールドが下落したものの、東京はドル円が124円台に上昇したことで買いが若干上回りました。これにより、実線は200日EMAを維持したカタチとなっています。ただ、RSIが40%近辺で推移していることや平均足が陰転していることで下落リスクは払しょくされていません。
NYゴールドが下落すれば東京も連れ安になるため、目先はNYゴールドが3/17安値や昨年11/1安値を維持できるか注目されます。
<ピボット分析>
HBOP :4577
レジスタンス2 :4569
レジスタンス1 :4564
現在値 :4559
PIVOT :4556
サポート1 :4551
サポート2 :4543
LBOP :4538