NY原油 東京ガソリン 現状分析7/8 下落余地残す!? | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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NY原油8月物は0.20ドル安の52.33ドル。
東京ガソリン1月限は50円高の56360円近辺。

<材料>

・7日に開かれたユーロ圏財務相会合で、ギリシャが新しい改革案の提出を見送ったことを受け、欧株価が大幅下落に連れ安となった。



<テクニカル分析(日足)>

・NY原油
前日の流れを引き継ぎ売り優勢の展開に一時50.58ドルまで下落する場面もありましたが、その後は押し目買いも入り、下ヒゲ陰線を形成しました。
ただ、すでに一目均衡表の雲を下抜けており、昨日も雲が抵抗として機能したことで下落リスクは払しょくされていません。

★3/18安値から形成した上昇波のリトレースメント分析

 38.2: 54.73ドル
 50.0: 52.30ドル
 61.8: 49.88ドル

リトレースメント分析では50%ラインで下げ止まっていますが、かい離幅を考慮すると、61.8%押しポイントとなる49.88ドルを試す展開もありそうです。


・東京ガソリン
前日の流れを引き継いで一時54900円まで下落する場面もありましたが、その後はNY原油が下げ幅を削ったことで東京も押し目買いに下ヒゲを形成しました。
55000円がサポートとしてして機能しましたが、日柄がまだまだ浅いことやかい離幅が大きくないことを考慮すると、55000円を割れる可能性もありそうです。


<ピボット分析>
HBOP        :59160
レジスタンス2    :57980
レジスタンス1    :57260
PIVOT        :56080
サポート1    :55360
サポート2    :54180
LBOP        :53460