ゴールド 現状分析7/8 値ごろ買い禁物! | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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NYゴールド8月物は20.60ドル安の1152.60ドル。
東京金6月限は59円安の4539円近辺。

<材料>

・ギリシャ債務危機を背景としたユーロ安・ドル高の進行により、大幅下落



<テクニカル分析(日足)>

・NYゴールド
売りが活発となり、直近安値や6/5の安値を下抜けて大陰線を形成しました。
昨年11/7安値1130.4ドルと今年3/17安値1141.6ドルを結んだ延長ラインがサポートとして機能したカタチです。今晩、この水準を下抜けて更に下落するかが注目されます。
今晩のFOMC議事録やギリシャの短期国債償還を10日に控えてユーロ安ドル高の展開は止まらない可能性があります。上記ラインを下抜けると、次は昨年11/7安値1130.4ドルを試す展開が予想されます。日柄としてはそろそろ反転の時間帯に絡んできた可能性が高まっているため、下げ止まるシナリオもありますが、平均足が陽転1手から再び陰転したことは下落を示唆するため、ロスカットを巻き込んで下落する可能性もあります。

・東京金
実線はNYゴールドが反落したことでロスカットを巻き込んで大陰線を形成。一時4501円まで下落しました。これにより、3/18安値と4/27安値を結んだ延長ラインや200日EMAを終値ベースで下抜けました。目先はNYゴールドの動き次第ですが、日柄が浅いことや目立った反転サインが点滅していないことから、下落余地は十分残されている状態です。昨日は買い越しが増加していましたが、本日も値ごろ感から買い越しが増える場合は、思わぬ急落も想定しておきたいところです。


<ピボット分析>
HBOP        :4697
レジスタンス2    :4649
レジスタンス1    :4597
PIVOT        :4549
サポート1    :4497
サポート2    :4449
LBOP        :4397