7月もギリシャの返済期日を迎える国債が次々と迫っています。
10日は20億ユーロ(約2700億円)の短期国債の返済期日。
14日は日本で発行した116億円の円建て債券「サムライ債」が返済期限になります。
その後にも17日にも10億ユーロの短期国債があり、20日にはECB保有の国債の償還が34.8億ユーロあります。
3日に期日を迎えた円建て債券「ユーロ円債」の約5億円の利払いは予定取り実施したそうですが、返済が滞るのは時間の問題です。
スペインやポルトガルなどの南欧国債にも懸念が波及する恐れがあり、思わぬ混乱も想定しておきたいところです。
ちなみにサムライ債の管理事務を担当しているのはみずほ銀行です。