【重要】 東京金 サイクルを把握してトレードするために | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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商品相場(金・白金・原油)のトレード戦略を磨くトレーダーズ・ブログ!

相場には一定のサイクルというものがあります。

“サイクルを理解せずにトレードを行うことは、初めて行く場所に地図を見ないで車を運転しているようなものだ!”

すべては宇宙のサイクルの中で動いているということを前提にサイクルはあります。

たとえば、

太陽黒点の活動サイクル(磁極転換サイクル)は、22年周期です。
太陽活動による磁気エネルギーが地球の地殻変動、気候、経済活動、穀物の豊作不作、相場のサイクルなどを支配しているという事実があるのです。


価格や紛争・地震・天候には、太陽黒点の活動サイクルと密接な関係があると云われています。


そして、
経済にも複合循環というものがあります。

コンドラチェフ・サイクル(長期循環)           40年~50年周期

技術革新が主な要因。




クズネツク・サイクル(景気長期循環サイクル)     15年~25年周期

建物の平均耐用年数や人口増加と住宅建設の速度の差。

ジュグラー・サイクル(中期循環、設備循環)       7年~10年周期

機械設備の経済的平均寿命が10年前後であるとし、この更新のための設備投資の変動が原因。
キチン・サイクル(短期循環、在庫循環)          約40か月周期

循環の原因は、主に在庫投資の変動による。



<コンドラチェフの波動の谷と頂で起きた出来事>

<景気サイクル>


金相場にももちろんサイクルがあります。
そして、太陽黒点の活動サイクルと密接な関係があります。
たとえば、1980年に金相場が最高値をつけた時は、太陽活動の極大期のピークでした。


月足サイクル:約4.5年~5.5年


東京金は、20年サイクルの中に5年サイクルがあり、その中に1年(約50週)サイクルがあります。

さらに1年(約50週)サイクルの中に約25週サイクルがあります。

小さなサイクルは大きなサイクルに常に支配されています。


現在の東京金は、1年サイクルと25週サイクルがボトムに向かって進んでいる状態です。

現行のサイクルは1月23日の4,958円がトップとなり、1年間のサイクルが5月~6月に終わりを迎える可能性を示唆しています。