昨晩、H4チャートで250本EMAが抵抗になっていたが、状況に変化はないようだ。
目立った材料がない中、ファンド勢による12月決算に向けたポジション整理に底堅い展開が続いているようだ。
目先は250本EMAを上抜けてさらにポジション整理が続くのかどうか?
いまの要因はそれに尽きるようにも思える。つまり、一服すれば再び売り込まれる可能性もある。
材料なく上昇した相場はいずれもとに戻るであろうから、買戻し一服の水準をしっかり見極める時期か。
東京金は、前日比38円高の4482円で夜間取引を終えている。
NYゴールドが堅調に推移する中、ドル円も円安継続となったことで買い優勢の展開が続いている。
ただ、取組高をみると、12日に101,254枚を積み上げたが、その後は、99,695枚、99,187枚、93,818枚、90,406枚と、取組が減っている。
つまり、東京においてもポジション解消の動きによる上昇であるため、NY同様、一服すると再び下落する展開が想定される。
昨日は4,516円の高値を付けた後、戻り売りも出始めたことで長い上ヒゲを形成した。3/13の高値4,545円にあと29円を残したカタチだ。