相場において、連勝できるトレーダーなんていない。
負けたり勝ったりして、生き抜いていくことが大事なのだ。
如何に勝ち続けるかではなく、如何に大損をしないか、その思考が勝者と敗者の分かれ目なのだ。
多くのヘッジファンドは、1対3のルールを設定する。
つまり、損失リスク1に対して期待できるリターンを3とするルールである。
勝率よりも損小利大。
トレンドがないときは小さく逆張り手法で利を取るのも良いが、トレンドが発生したときに如何に利を伸ばすことができるか。これによって勝者と敗者が二分される。
ロスカットの重要性はこういうところでも明白だ。
大損するときは、小さい利益を積み重ねた後に大きな損失によりすべての資金を相場に奪われてしまう。決まってそういうときである。
トレードする前にどれだけ損ができるか許容範囲を理解できるかが大切。