東京ゴムの日中取引は前日比9.6円安の312.6円近辺で推移しています。
外部環境の悪化を嫌気して売りが活発となっている模様。
▼日足による独自テクニカル分析
<実線とEMAの分析>
実線は4月5日以降、75日EMAがサポートとして機能していましたが、
本日の相場で売りが活発となったことで75日EMAを大幅に下抜けてきました。
25日・75日・200日のEMAをそれぞれ下抜けたことから、
目先の下降波形成を暗示する展開となっています。
<実線と一目均衡表先行スパン雲の分析>
実線は4月5日の下落により雲に突入しており、
現在、雲に入って5日目を経過しています。
これにより、目先は雲下限を試す可能性が高まってきました。
雲下限は301.55円近辺で推移しています。
<RSI分析>
RSIは実線の下落により、売られ過ぎラインとなる20%を割り込んでおり、
現行、10.24%近辺まで下落しています。
これにより、下落最終局面の時間帯に入っていますが、
ここからさらに下落する展開も想定されるため、
どこまで下落するか注目されます。
<実線とRSIの分析>
実線の下落に伴い、RSIも20%割れを演じていることで、
逆行現象は出現していないため、
引き続き、売り追随の展開に変化はありません。
<タイムサイクル分析>
平均ボトムサイクルが32本を形成する中、現行39本目を経過しており、すでに反転上昇の時間帯に入っていることから、近い将来、ボトムを形成する可能性が高まっています。
<ローソク足の形状分析>
実線は3月29日の下落で直近2つの高値の終値を下抜けたことで売りサインが点滅しており、
その後も下降波を形成していることで、現状、売りサイン継続に変化はありません。
<一目均衡表の値幅観測論>
現状、測定するポイントがありません。
<レジスタンス・サポート分析>
レジスタンスライン:341.9円 ※3月27日の高値
サポートライン :307.5円 ※1月31日の安値
<酒田五法>
複雑系の三山形成です。
下値ターゲットは、307.3円です。
≪売買方針≫
売り方針継続です。
307円~301円が下値のサポートゾーンとして注目されます。