さて、今週の相場を振り返っておこうと思います。
週前半はRSIが80%越えとなっていたことで、近いうちに反転下落する可能性が高まってきたことで、下落リスクを意識していましたが、相場は底堅く推移し、RSIと実線は逆行現象を演じました。
一度売り方針に変化する場面もありましたら、これはまだダマシとなり、高値を更新。
逆行現象を演じているということは、ファンダメンタルズで買い人気が続いているということだと思います。
どこで反転するか?!
テクニカルだけで上手にいく場合があります。
今回のようにファンダメンタルズ的にダマシとなる場合がありますね。
私はテクニカルメインで相場を分析してはいますが、ファンダメンタルズや外部要因も非常に重要になってきます。
明確に判断できればよいのですが、この部分は大きな課題でしょう。
来週の展望としては、ファンダメンタルズでの反落となった週末の動きを考慮すると、テクニカル面、ファンダメンタルズ面ともに下落を暗示し始めていることから、長い上昇波を終了し、下降波に転換する可能性が出てきたと考えています。
両指標が下落を暗示している場合は、テクニカルに反転サインで攻めることが有効と考えます。
今回の場合、RSIの逆行現象は信頼度が高いのかなと思います。
私の場合、RSIだけでは反転のサインとしません。
売買方針の変化は、最終的に実線足の形状で判断しています。
つまり、反転サインの点滅は、直近2つの高値を下抜けるポイントです。
今回の場合は、4289円を下抜けるポイントで売り方針に変化します。