●酒田五法について(2) | 個人投資家のためのコモディティBLOG(商品先物)

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商品相場(金・白金・原油)のトレード戦略を磨くトレーダーズ・ブログ!

当ブログで補足分析として活用しています。


・三山

大天井を形成する骨子の線。

真中が飛び出した形が“三尊”です。

アメリカではヘッド&ショルダーズといいます。

およそ三山を構成するのに1か月以上を要するものとされています。

1年に一回しかでないのが原則としています。


・三川

三山の反対となる、逆三尊です。


三空

窓あけが3つ連続する形です。

一つ目の窓けによる上昇は、人気がいよいよ高まり、成行買いと切羽詰まった売り方の踏みが殺到する相場。

二つ目の窓あけからは、買い方もあまり調子に乗らず、、冷静に利食いが肝心。

三つ目の窓あけでは、弱気筋は売り出動のチャンスとなる。

ただし、酒田戦術では、次に「かぶせ線」を待って行動開始となります。


・三兵

上伸開始の象徴とされます。

単線ながら陽線3本連続した線型です。


・三法

「売り、買い、休む」の三法です。

1本目に大陽線が出現した後、連続3本の陰線はらみとなり、その後、再び大陽線で上げるパターン。三本陰線はらみの後に高値寄りで買いサインとされています。この逆が下げ三法です。

三本のはらみ線が休みの意です。

※1本目の大陽線を下抜けると“三羽烏”となり、1ヶ月以上の下落のサインとなるので要注意。


上記の手法は補足分析です。

相場の兆候を掴む方法として活用しています。