まもなくバスは出発となります
動きますので、ご注意下さい
発車オーライ
『本日は熱海温泉へのバスツアーにご参加頂き、誠にありがとうございます』
『熱海温泉は静岡県の熱海市にありまして、関東でも有名な温泉地でございます』
『また、本日お泊まり頂きますお宿は、海の見えるお部屋、そして夕食には盛りだくさんの海の幸、お風呂は内風呂、外風呂と共に温泉でございます』
『とても有名な温泉地ですので、何度か行かれた方もいらっしゃるかと思いますが、近年は観光開発も進められ古き物、新しき物と一体となりたくさんの方々にもご満足頂ける温泉地でございましょう』
『熱海と言う地名が名付けられましたのは、海から熱いお湯が湧き出ていたからとか、(あつうみが崎)と言う地名で呼ばれていた場所だったからとか、江戸時代にこの辺りは熱海と呼ばれる様になりました』
『また、初代将軍の家康や、三代将軍の家光も湯治に来ており、家光は湯治用の御殿を作らせました
そして4代将軍の家綱からは、熱海のお湯を江戸城に運ばせる、御汲湯を行わせ将軍御用達の湯となり、この地は天領でした』
『明治以降、大正天皇の療養を目的とされた熱海御用邸が作られ、人車軌道の豆相人車鉄道が開通され、 尾崎紅葉が読売新聞に(金色夜叉)を連載させますと、熱海の知名度と共に温泉地として発展してまいります』
『昭和9年には東海道本線の丹那トンネルの開通により本格的な温泉宿も作られる様になってきました』
話しは次回に続く