日本の超古代信仰★ 東北地方の隠された謎の神様「アラハバキ」神ってどんな神様? | 地下都市パヤナーガに住むタイ龍蛇族の姫★龍愛(りゅうあ)のブログ

地下都市パヤナーガに住むタイ龍蛇族の姫★龍愛(りゅうあ)のブログ

龍蛇族の姫である龍愛(りゅうあ)がお伝えするスピリチュアルなお話を紹介します

ご訪問ありがとうございます。

 

 

前回は、

 

縄文時代中期の諏訪文化がどれほど高度で凄いか!

 

についてご紹介させていただきました。

 

 

 

私は、シャーマンとしての勉強をするまでは、古代の東北地方というのは「蝦夷地」であり、野蛮で発達していない地方のような印象を持っていました。

 

けれど、勉強すればするほど、東北地方には5000年前から高度な文明が存在していることがわかってきました。

 

さらに、この東北地方には、とんでもなく凄い神様が信仰されてきたことを知りました。

 

 

諏訪文明の謎については、まだまだお伝えしたいことはたくさんあるのですが、その前にまず、東北地方に伝わる超古代信仰の神について、ご紹介しておきたいと思います。

 

 

 

その神様の名前は「アラハバキ」神です。

 

聞いたことがない名前ですよね~?!

 

 

アラハバキ神は、東北を中心に信仰されていた神様であり、関東や愛知、島根や愛媛の一部で祀られている神様になります。

 

 

アラハバキ神は、漢字での名前が定まっておらず、元々あった「アラハバキ」という音に漢字が当てはめられたようであり、つまり、漢字が伝来する前から信仰されていた神様だと考えられています。

 

 

アラハバキ神は、全国で150社以上祀られていますが、詳しいことは全くわかっていない謎すぎる神様なんです。

 

かなり研究がされている神様なのですが、文字が残っていないし、縄文時代の神様だし、わずかに残る信仰の形跡や祀られている場所などで推測するしかないというのが現状であるため、まだほとんど解明されていない謎の神様になります。

 

 

 

そんなことから、現状で伝えられているアラハバキ神の諸説についてのご紹介から始めたいと思います。

 

 

 

 

 

1つ目は「アラハバキの塞の神説」です。

 

 

塞の神(さえのかみ)とは、悪霊などの災が入ってくるのを防ぐために、村境や峠などに祀られている神様になります。

 

道祖神、クナトの神とも言われ、その地域をこの神様が守ってくれると考えられていた神様になります。

 

ちなみに、前回までに紹介してきた「ミシャグジ信仰」でも、男性を表す男根の石棒を祀っているのが多く見られることから、ミシャグジ神も塞の神の役割を持っていたと推測されています。

 

 

それで、アラハバキ神が、塞の神の役割を持っていたと考えられている理由の1つとして、

 

東北に住む蝦夷を制圧するために作られた「多賀城跡」に、アラハバキ神が祀られているからなんです。

 

 

アラハバキというのは、蝦夷の人達が信仰している神様でもあるんですが、この蝦夷が信仰していた神様を逆に朝廷サイドが「塞の神」として使用して祀っていたという説があります。

 

「塞の神」は、村境とか峠に設置されているお地蔵さんのような神様になるのですが、上記の説だと、「敵の神様を自分のところで祀ることで敵を撃退する」ということになり、従来の神様の祀り方とは違うことになります。

 

なので、アラハバキ神が「塞の神」として扱われていたというのは、かなり疑問が残る説になります。

 

 

 

 

2つ目は「客人神(まろうどがみ)」説です。

 

 

「客人神(まろうどがみ)」というのは、他の地域から来訪した神様のことで、神社で祀られるときは、境内の片隅でちょこんと祀られることが多い存在の神様になります。

 

つまり「客人」の神様という位置づけになります。

 

 

アラハバキ神も客人神として祀られることが多いのですが、2000年以上の歴史を誇る「埼玉県氷川神社の社伝」には、意外な事実が記されています。

 

現在の氷川神社の主祭神は「スサノオ」と正妻の「クシナダヒメ」、息子の「オオナムチ」であり、摂社には客人神神社が祀られています。

 

この客人神神社はかつては「アラハバキ神社」と呼ばれており、元々はアラハバキ神こそが地主神であったと示されているんです。

 

 

つまり、元々はアラハバキ神がその地で信仰されていたのに、後から乗り込んできた出雲族がアラハバキ神を客人神として追いやったのではないか? ということが伝承として記さされていることになります。

 

 

 

 

3つ目は「足の神」説です。

 

 

アラハバキ神に漢字を当てはめると「荒脛巾」となる場合があります。

 

この「ハバキ」という部分は「脛(スネ)に巻き付けて日も結び動きやすくする『脛巾』と同じ音である」ため、「足の神様」なのではないか?

 

 

前述した多賀城跡にあるアラハバキ神社では、かつて大量の脛巾が納められていたそうです。(なんと現在は大量の靴などが奉納されているそうです)

 

 

そして脛巾は、脛に巻くものであることから、「脛(スネ)の神」つまり「ナガスネヒコ」なのではないか? という説もあるんです。

 

 

元々、大和を治めていたナガスネヒコは、神武天皇との戦いで敗北し、記紀では殺されたと記されています。

 

一方、別の伝承では東北に逃げたという説もあります。

ここから考えられるのは、ナガスネヒコは東北に逃げた後に神様として扱われたかもしれないということです。

 

となると、アラハバキ神=ナガスネヒコ ということになってきますね。

 

 

 

 

4つ目が「蛇神」説です。

 

 

アラハバキの「ハバ」は、古語で「大蛇」を意味することから、「アラハバキ神=蛇神」だと言われているんです。

 

 

かつてアラハバキ神が祀られていたとされる氷川神社には、禁足地と呼ばれる「人が絶対に踏み入れてはいけない場所」があります。

その場所の名前が「蛇の池」と呼ばれているんです。

 

蛇は古来から、水神の化身と考えられており、この場所に泉が湧いたことから、人が集まって神社が建てられたと伝えられています。

 

なので、氷川神社の元々の信仰は、泉に宿る蛇神を崇めるところからスタートしていると言われているんです。

 

つまり、スサノオ等の出雲系の神 ← アラハバキ神 ← 蛇神 という流れで信仰されてきているので、アラハバキ神は蛇神だという説が4つ目の説になるわけなんです。

 

 

 

また、5500~4500年ほど前の縄文時代中期には、「蛇紙信仰」が盛んだったという証拠がたくさん発見されています。

 

東北を中心に「火焔型土器」が、大量に発見されているんです。

 

 

 

東日本で200以上の遺跡で出土しているんですが、この炎を表す飾りは蛇を表しているとも言われているんです。

 

下の写真2枚が、火焔型土器になるのですが、蛇というより、龍を表しているような感じですが、見方によっては蛇か龍の顔にも見えます。

 

 

 

 

アラハバキ神が蛇神だとすると、縄文時代中期に見られる蛇神信仰と結びついているのではないかとも言われているんです。

 

ただ、アラハバキ神は、巨石や湧き出る泉にも宿ると考えられていたので、アニミズム的な自然崇拝だったのかもしれないです。

 

 

 

しかし、なぜ諏訪や東北では、蛇を神格化したのでしょうか?

 

また、私が住むタイでは、蛇「ナーガ」と龍「マンコーン」を神格化した「パヤナーク」がいます。

エジプト文明やシュメール文明でも、蛇は神格化されています。

 

世界中のいたるところで、蛇神様が信仰されているのはなぜなのでしょうか?

 

 

 

私達「龍蛇族」の先祖は、下半身が蛇(龍)、上半身が人間の姿をして、地下都市に住んでいたパヤナークの一族だと言われていて、蛇(龍)と人間が交わった姿をしていたと伝えられています。

 

 

実際に、そんな姿をした人を一族の中で見たことはありませんが、一族の間で伝わる伝承では、今でも地下都市に住む一族は半人半蛇の姿をしていると言われており、信じている者もたくさんいます。

 

私は、地下都市も半人半蛇の一族達も、三次元には存在していない存在だと考えているので、第三の目でしか彼らの姿は捉えられないと思っています。

 

マスターシャーマンの中でも、特別なレベルに上り詰めた者だけが、彼らの姿を見ることができるとも言われているので、縄文時代中期の時代には、今の私達の想像をはるかに超えた、超人的な能力を持つ人間がいたのではないかとも思えるのです。

 

 

私達のルーツは、日本からタイに渡来したツクヨミ族になるので、諏訪や東北のルーツを知ることは、自分達の正体を知る事にもなるので、まだまだ続けて謎の神様「アラハバキ神」について、お話していきたいと思います。

 

 

 

★ 龍族の女王源九郎とよさんのブログ


とよさんがタイに来る前に、神様から与えられた貴重な体験として、

源九郎稲荷神社という荒廃した神社を復興された

ことについては、その活動記録のサイトを立ち上げられています。

 

このサイトに掲載されているブログには、とてもたくさんの不思議なお話が紹介されています。

私のブログを読んでくださる方には、是非同時に読んでいただきたいと思います。

 

そして、とよさんがしてきたような小さな小さな活動が、多くの人の心に愛と慈悲を取り戻すことに繋がるのだと思っています。

源九郎稲荷神社~復興への道~
https://genkurou-inarijinjya.ne