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前回のブログは、私が巫女である祖母の元を訪れ、龍神様から授かったお告げの話をし時のことをお話しました。
祖母も昔に龍神様からお告げをもらっており、その内容は
日本に行って、日本人の血を引く孫を作り、その者をシャーマンとして、そして戦士として育てろ
というものでした。
さらに祖母から、タイの地下都市パヤナーガ国のシャーマン養成所の話を聞き、私は世界旅行を止めて、タイでシャーマンとしての修行を積む決心をしました。
最初の3年間は、祖母の元でみっちりとシャーマンとしての能力を開花させるため、シャーマン養成所がある祖母の村に住み、毎日毎日、大自然の中で修行を積みました。
修行の詳細は明かせませんが、
古代から伝わる雨乞いや嵐を鎮める儀式等、自然を操る作法を身に付けることはもちろん
人の心を読み取ったり、自分の魂をテレポートさせたり、自然界の生き物と会話したり、
といったシャーマンの基礎的な能力を得る修行の他、使命を果たすために必要な特殊能力を得る修行
を行いました。
本来なら、子供の頃からこれらの修行を行い、さらに人間界で生きて行くための知識や知恵を学ぶのですが、私は、28歳という年齢で修行を始めたので、とても厳しい修行となりました。
ただ、日本での生活の中で、知識や知恵を得るための勉強は完了していたのと、子供の時に二葉稲荷神社に通い詰めて、二葉姫様から神様界の知識をたくさん得ていたので、順調に短期間で能力を開花させていくことができました。
そして、祖母から
もうシャーマンとしての基礎はできたわ
とお墨付きをもらったので、村を去ることになりました。
私には、日本の龍族の女王の魂を持つ者や、一緒に戦う仲間達を探す使命があったため、その後は日本人がたくさん住むバンコクへ行き、仕事を探して移り住みました。幸い、タイ語も英語もできた私は、すぐに好条件の仕事が見つかりました。
そして、週末には祖母の村へと戻り、さらに修行を続けました。
バンコクに住んでからは、日本人が関わるサークルやイベントなどにも積極的に参加して龍族の女王を探しましたが、見つけることができずに、年月だけが過ぎていきました。
ここで、みなさんからすると、「どうやって見つけるの?」という疑問が持ったと思うのですが・・・
実のところ、私もどうやって見つけるのかわからずにいました。
ただ、祖母が言うには、
私の中にある龍神の珠は、龍族の女王の魂と同じオーラをしているのだそうです。
私の中にある龍神の珠というのは、私が生まれた時に祖母は、私の体の中に金色の珠が入って行くのを見たそうなのです。
それの珠については、祖母は龍神から
孫が生まれた時、我は珠に形を変えて彼女の体の中に入るであろう。
その珠が、彼女をいずれお前の元へと導いていく
とお告げをもらっていたため、すぐに龍神の魂だとわかったそうなのです。
そして、この龍神の魂はタイの龍蛇族や、日本の龍族と同じオーラの色をしているのだそうです。
そのため、龍蛇族の者は、もし同族の龍蛇族や、その他の龍族に出会った時は、その者が発しているオーラの色が見えるため、すぐに仲間だとわかるとのことでした。
そのため、もし日本の龍族の者に出会えば、その者が発してるオーラの色ですぐにわかるという自信がありました。
けれど・・・
年月が流れても、龍族のオーラを持つ者と出会うことができませんでした。
反対に、ダークな汚い色をしたオーラを放つ人間とは、何人か出会いました。
祖母の話では、かなり多くの「地球を破滅させようと動いている反対勢力の者達」が、世界中にいるとのことでした。
また、龍族とは違う不思議な色のオーラを放つ人も見ました。
祖母曰く、それは宇宙人だというのです。
宇宙人の中には、味方の勢力もいれば、反対勢力の者もいるので、それを見極める力をつけないといけないと言われました。
修行を始めてから5-6年経った頃には、日本やタイの古代の歴史をより深く学びました。
日本に伝わるあらゆる古文書を熟読しました。
さらに、タイに伝わる龍神伝説も、タイ語に苦戦しながらも熟読しました。
また、仏教の経典、ヒンズー教の経典や教え、そして歴史なども勉強しました。
そうして、修行を始めてから10年の年月が流れたのです。
私はある日の休日、お気に入りのお寺に参拝しました。
休日はいつも、お気に入りのお寺のうちいずれかのお寺に行き、そこで神様と会話したり、眷属さんと会話したりして過ごしておりました。
この日、私が訪ねたお寺は、地元の人しか来ない市街地からは少し離れた静かなお寺でした。
静かで参拝客も少ないお寺ではあるものの、とても美しい有名なお寺であり、大のお気に入りでした。
私がお寺の門をくぐり、境内に足を踏み入れた時、前方の神殿の前に一人の女性がお詣りしていました。
境内には、その人以外は誰もおらず、猫や犬が気持ちよさそうに風に当たりながら寝ておりました。
私が、境内の奥に進みだすと、それまで地面や塀の上で寝ていた犬や猫が、一斉に起き上がり、なんと私が進む後をついてきたのです。
こんなことは初めてだったので、私は能力を使い猫や犬に
何?何? なんでついてくるの?
と聞きました。
すると、猫も犬も
あの人に話かけて
と、前方の神殿前でお詣りをしている女性の方を見るのです。
それで、
もしや? もしや!!
と思った途端、急に魂がザワザワとざわめきだしたのです。
そうです
私がもしや?
と思ったのは
あの女性が龍族の女神の魂を持つ女性かも!!
という予感です。
そして、ワクワクする期待に溢れた気持ちと、ドキドキする緊張した気持ちが入交りながらも、その女性の方へと歩いて行きました。
その女性は、神殿のすぐ前で
般若心経
を唱えていました。
そのため、
やっぱり日本人だ!
とわかりました。
私は、彼女のお経が終わるまで、彼女の後方で静かに待ちました。
お詣りが終わると、彼女は静かに私の方を向きました。
その時、私の目に飛び込んできたのは
彼女の背面から発せられているまばゆいほどの金色のオーラ
でした。
そうです。この金色のオーラは、龍族だけが発することができるオーラです。
間違いなく、この人は龍族の女性です。
そして、間違いなく日本の龍族の女王の魂を持つ女性だと直感しました。
私は言葉を失い、金色のオーラに目を奪われたまま、その場に立ち尽くしていると、その女性は私に向かい
サワディーカー
とタイ語で挨拶をしてきました。
私は、おもわず
あっ、こんにちわ
と日本語で返したので、その人はすかさず
あっ、日本人の方なんですね~。
こんなところで日本人の方に出会うなんて、なんてめずらしい!
と驚かれていました。
私はその日本語を聞いて、なぜか涙が込み上げてきました。
やっと、やっと、出会えた。
やっと、やっと、見つけ出した!
という感動の思いでいっぱいでしたが、私には与えられた使命があるので、感動に浸っている場合ではありません!
彼女の素性を突き止めて、彼女と仲良くならなければ!!
とあせりました。
彼女は、背の高い細身の綺麗な女性で、年齢は50代半始めか半ば位に見えました。
白い歯が印象的で、おだやかな優しい笑顔の方でした。
私は、彼女を逃がすものかという思いから、矢継ぎ早に彼女に質問を浴びせました
タイに住んでおられるのですか?
よくこのお寺に来られるのですか?
等、とにかく会話が途切れないように、必死に彼女に話かけました。
彼女は、とてもフレンドリーな人で、私の質問に答えるだけでなく、反対に私に色々と質問をしてきました。
結局、途中からは彼女のペースで会話が進み、すっかり彼女に乗せられて色々と喋らされていました。
彼女は「とよ」という名前で、タイに10年住んでおり(ちょうど、私がタイに来たのと同じころにタイに来られていました)
タイ人の理学療法士さんたちと理学療法の治療院を経営していました。
お寺参りが好きで、日本では修験宗のお寺の信者さんで、敬虔な仏教徒である
ことがわかりました。
どんどん話が盛り上がって行き、その場で約30分ほど話していたのですが、
ちょっと、ここ暑いよね~?
この後、何か予定がありますか?
と、とよさんが尋ねてきました。
私は即答で
暇なんです~
と答えたので、とよさんは大笑いしていました。
それで、涼しいところでお茶か食事でもしましょうか? ということになり、私達は場所をレストランに移して、そこで日が暮れるまで延々と話し込みました。
私はやっと、とよさんに合えたことが、とにかく嬉しくて嬉しくて、ずっとハイテンションでした。
こうして、タイの龍蛇族の姫である私「龍愛」と、日本の龍族の女王である「とよさん」とが、タイに来て10年後に出会うことができたのです。
とよさんの名前ですが、本名とは違い通称名になるそうです。
元々は「台与子」という名前だったそうですが、途中で改名されたそうです。
けれど、タイに来てからは再び、改名前の「とよこ」を名乗るようになり、タイ人はみんな「とよさん」と呼んでいるそうです。
このとよさんの名前については、実は奥深い話がありまして、それについては、また後々、お話したいと思います。
その後、仲良くなったとよさんに、自分の真の姿と与えられた使命について話すことになるのですが、なんと、とよさんも龍神様から使命を受けていたのです。
この後のことは、次回にお話ししますね。
★ 龍族の女王「とよさん」のブログ
とよさんがタイに来る前に、神様から与えられた貴重な体験として、
源九郎稲荷神社という荒廃した神社を復興された
ことについては、その活動記録のサイトを立ち上げられています。
このサイトに掲載されているブログには、とてもたくさんの不思議なお話が紹介されています。
私のブログを読んでくださる方には、是非同時に読んでいただきたいと思います。
そして、とよさんがしてきたような小さな小さな活動が、多くの人の心に愛と慈悲を取り戻すことに繋がるのだと思っています。
源九郎稲荷神社~復興への道~
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