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前回は、タイで巫女修行をしている龍蛇族の姫 龍愛の生い立ちについてご紹介しました。
今回は、私がタイに来ることとなった龍神様からのお告げの話をしたいと思います。
私は、タイで有名な巫女をしている祖母から隔世遺伝で不思議な能力を受け継いでおり、そのため小さい時から予知夢による予言をしたりして、家族や周囲から気持ち悪がられ、生きずらい幼少期を送りました。
そのため、自分の能力を隠して、妄想の世界へと逃げ込み、神様や動物とお話をすることだけを楽しみとして成長しました。
一流大学、一流企業に就職したものの、やはり不思議な能力が災いして、職場でも同僚や上司が考えていることがわかったり、たてまえばかりの人間関係が見えてしまい疲れ果ててしまい1年で会社を辞めてしまいました。
その後はアルバイトでお金をためて、25歳の時に日本を飛び出してバックパッカーとして世界旅行を続けていました。
ただ、私が訪れる地というのは、何かが私の魂を呼び寄せるのか、一般的に「聖地」と呼ばれる場所ばかりでした。
半年かけてアメリカ大陸の聖地を回った後は、3ケ月かけてオーストラリアの聖地を巡礼し、その後東南アジアのエリアに入りました。
マレーシア、インドネシア、カンボジアなど回った後、ミャンマーへ入国しました。
そこからはヒマラヤの国々を抜けてインドに入り、ヨーロッパ各国を回る予定でいました。
ミャンマーは、小乗仏教の国であり、男女ともに国民の80%ほどが民族衣装をまとっていることもあり、これぞ東南アジアという美しい姿を見せてくれました。優しくておだやかなミャンマー人は、どこに行っても親切な人ばかりでした。
首都のヤンゴンからマンダレーを抜けて、古都バガンへ行ったのですが、バガンにはすっかり心を奪われてしまい、その後も数回訪れるほど虜になってしまいました。
このバガンの都の近くに「ホッパ山」という精霊信仰の山があるのですが、この山に登った時に私はずっと誰かに後をつけられているような感覚を覚えたのです。
そして、山の頂上に辿り着いたとき
やっと来たな!待っていたぞ
という声が聞こえました。
すぐにこの山を守る神様の声だとわかりました。
その声の主の姿を探したのですが、普段ならすぐに見つけられるはずなのに、どこにもお姿を見つけることができませんでした。
でも、ずっと頭の中を宇宙と繋がっている高ヘルツの音が流れていたので、すぐそばに神様がいらっしゃるのはわかりました。
その後も、神様のお姿求めながら山の上に造られた祠を巡礼をしていたところ、1匹の猿が祠の上から私を手招きしているのです。こっちに来いと言っているようだったので、猿の後をついて行きました。
猿に連れられた辿り着いた場所は、360度の展望が広がっている場所で、虹色のオーラに包まれていました。
私は、そのオーラの中に入り、樹海が広がる景色を眺めました。
すると、
どこを見ているんだ!こっちだ!
という声が聞こえました。
声のする方を見ると、私の想像を超えた巨大な赤色の龍の姿が対面する山の上に現れたのです。
私は、こんなに大きな龍神様を見たのは初めてでした。
その龍神さまは、大きなルビーのような赤い目をしており、その目で私をギロリと睨みつけながら
吾はこの山を守る龍神である。
お前が来るのを長い間待っていたぞ
お前には与えられた使命がある。
お前は、お前の真の姿と、お前に与えられた使命を知る時がやってきた。
金色の石がある山の上に行け
その石の下で一夜を明かせ
夢の中でお前は青色の龍神からお告げを受けるであろう
と私に告げると、山の中に消えてしまったのです。
私はしばらくの間、自分に何が起こったのか受け止められず、茫然としておりました。
金の石がある山?
それはミャンマーにあるのだろうか?
山の上では携帯電話の電波が弱くて、金の石のある山について調べることができなったため、私は急いで山を下り、ホテルに戻りました。
ホテルの受付でスタッフに、
金の石がある山はどこにあるのか?
と聞きました。
それは、チャイティーヨー・パゴダ のことだと教えてもらいました。
チャイティーヨー・パゴダは、別名をゴールデンロックと呼ばれていて、昔、テレビの旅の番組で見たことがありました。
すぐにゴールデンロックについて調べたところ、
巡礼者の寄付によって貼り付けられた金箔に覆われた花崗岩の巨礫の頂上に、高さ7.3mの小さなパゴダが乗っている。伝説によると、不確かではあるが、ゴールデン・ロックは仏陀の遺髪の上に載せられたらしい。
岩は、恒久的に、今まさに丘を転がり落ちそうな状態に見え、あたかも重力を否定しているかのようである。
過去には、数度の地震にも耐え、現在も不思議なバランスで保たれている。
チャイティーヨー山の頂上に、この岩とパゴダはある。ミャンマーではヤンゴンのシュエダゴン・パゴダ、マンダレーのマハムニダ・パゴダ に次ぎ、三番目に重要な巡礼地である。
この「重力の否定」を一目見ることで、ゴールデン・ロックは、多くの人々に仏教へ帰依するためのインスピレーションを与えている。
信仰上の理由から女性はゴールデン・ロックに触れることは許されず、男性のみが触れられる。
と紹介されていました。
アクセス方法を調べたところ、
山のふもとの街キンプンが拠点になるらしいのですが、そのキンプンに行くにはなんと再びヤンゴンへ戻る必要がありました。
ヤンゴンからやってきたのに、またヤンゴンへ戻るのは大変でしたが、この時の私は、この日のうちにでもヤンゴンに戻りたいくらい気持ちが搔き立てれていました。
それまでケチケチ旅行で電車やバスを利用していたのに、ホテルで翌日の飛行機のチケットを手配してもらい、翌朝の便でヤンゴンへ向かい、ヤンゴンからはバスでキンプンまでその日のうちに向かいました。
キンプンで一泊しようかと考えましたが、お告げでは金の石の下で眠れと言われたので、キンプンから軍用トラックで山の上まで登りました。この軍用トラックに乗って山頂までのヘアピンカーブは、道のすぐ横が断崖絶壁なので生きた心地がしませんでした。
夕方には山頂に辿りつくことができたので、ゴールデンロックがあるお寺チャイティーヨー・パゴダを徒歩で目指しました。
お寺までは歩いて20分ほどの道のりであり、10分位あるいたあたりから、ゴールデンロックと呼ばれる金色に輝く石が目に飛び込んできました。
遠くからみても、とても神々しくて感動ものでした。
ゴールデンロックに辿り着いたときは、ちょうど夕日が落ちる前だったので、金色の石はさらに輝きを放ち、それはそれは美しく、この世のものとは思えない景色に包まれていました。
なぜか、自然に涙がこぼれ落ちて来て、
生きててよかった
と思いました。
夕日が落ちてすっかり暗くなった境内は、参拝に来られている多くの人が地面に毛布を敷いたりして、その場で寝る準備を始めました。
みんなここで寝るのか?
ミャンマー人の巡礼者のほとんどは、朝までゴールデンロックの周りで一夜を明かすようであり、ホテルに泊まるのは外国人の観光客だけのようでした。
私はバックパッカーだったので、しっかりと寝袋を持っていたので一夜をこの場所で明かすことは問題ありませんでした。
お寺の近くで夕食を摂り、寝袋を広げられる場所を探しました。
ゴールデンロックの下とお告げでは言われたので、ちょうど石の真下になる場所に最適な場所を見つけました。
午後8時頃から、お坊さんによるお祈りが始まりました。
ミャンマー語でのお経でしたが、どこの国の言語でもお経というのは美しく、心に染みわたります。
私は心地よい読経の音に包まれながら、いつしか眠りに落ちていました。
眠りについてからどれくらいたったのかはわかりませんが、私は夢を見ました。
私はゴールデンロックの前でお祈りをしていました。
すると、空のかなたから青色に輝く巨大な龍が石の上に舞い降りてきました。
龍は私に次のように告げました。
吾はミャンマーの地下都市を統治する龍蛇族ナガーラ国の王である
お前の真の姿はタイの地下都市を統治する龍蛇族パヤナーガ国の姫であり、名前を龍愛(りゅうあ)という。
お前はタイのパヤナーガに戻らなくてはならない。
お前には与えられた使命がある。
今、
地球に住む多くの人々は、物質社会の中で欲にまみれ、愛や優しさなど人として大切なものを忘れてしまっている。
そのため地球は疲弊しており、近い未来、破滅する日がやって来る。
地下都市パヤナーガは、愛の慈悲の人々が住んでいた古代のレムリアが海の底深くに沈んだ時、大陸に逃れた龍蛇族の人々が築いた都市である。
吾らが住む地下都市ナーガラ国もレムリアから逃れてきた龍蛇族であり、お前たち一族とは同族になる。
レムリアから逃れた龍蛇族は、世界中に散らばり地下都市を築き、お互いテレパシーを通じて繋がっている。
龍蛇族の頂点に立つのは日本の龍族であり、金色に輝いた姿をしてることから金龍族とも呼ばれている。
地下都市は五次元の世界になり、そのため龍蛇族は本来は姿を持たないが、人間の目には上半身が人間で下半身が竜の姿に見える。また、三次元の人間界に姿を現すときは龍の姿になる。日本では、9尾の金色に輝く狐の姿で現れる時もある。
我々、地下都市の龍蛇族は
王と王妃を中心に、愛と慈悲の魂を大切に守りながら皆で助け合いながら生きてきたが、あまりにも地球の三次元に生きる人間達が欲とエゴにまみれて醜い世界を築きだしたことから、地球を救うために龍神の大王の命を受けることとなった。
そのため、それぞれの地下都市で幸せに暮らしていた龍蛇族の中から、地球を救うための戦士として数百名の者が選ばれ、その魂を人間の体へと転生させ、人間社会に紛れて動くこととなった。
再び愛と慈悲を取り戻させる使命を受けた龍蛇族は、日本だけでなく世界各国へと旅立つこととなった。
そして、パヤナーガの姫であった龍愛、お前も使命を果たすために人間へと転生したのだ。
お前がやるべきことは、まず同じ魂を持つ龍蛇族を見つけ出し、力を合わせて三次元に住む人間たちの魂に、愛と慈悲を呼びかけることだ。
龍蛇族は、レムリアが滅びる時に世界中に散らばり、それぞれが地下都市を作って生きているが、中にはレムリアの滅亡と共に、反対勢力の悪の力で、三次元の世界の中に魂を封印されてしまった者も大勢いる。
封印された龍蛇族の魂の封印を解いて解放することも、お前たちの使命である。
それには、お前ひとりの力では力不足である。
お前の故郷があるタイには、今、龍蛇族の頂点に立つ日本の龍蛇族の者たちが集まり出している。
お前もタイに戻るのだ!
そして、龍蛇族の仲間を探し出すのだ!
まずは、日本の龍族の女王の魂を持つ女性を探し出せ!
その者は、地球を救う2つの珠を持っている。
その珠は、愛と慈悲の珠と賢者の珠の2つであり、人間の心に愛と慈悲と知恵を取り戻すために必要な珠になる。
さらに、その者は龍蛇族の魂を持つ者達をタイに呼び寄せて探し出す力を持っている。
地球を救うために彼女と、龍蛇族の仲間達と力を合わせて使命を果たすのだ
目が覚めた時、空がうっすらと明るくなっていました。
夢で見た龍神様の姿を探しましたが、どこにも見当たりませんでした。
けれど、あまりにも鮮明な夢だったので、私は夢でのお告げの全てをしっかりと覚えていました。
私がタイの地下都市パヤナーガ国の姫?
確かに、巫女をしている祖母は龍蛇族の地下都市があると言われているメコン川流域の村の出身です。
そして、今はその村に帰って、巫女として村の人々を助けています。
祖母からは、地下都市パヤナーガの話は聞かされたことがあり、村のどこかに地下都市に通じる入口があると言っていました。
また、祖母は、私の母が私を身ごもった時、金色の光の珠が母のお腹の中に入ったのを見たそうです。
そのため祖母は
生まれてくる子は龍神様の子だ
と悟ったそうです。
そして、やはり生まれてきた私は、小さな時から不思議な力を持っており、祖母はいつかは自分の元で修業をさせて、龍神として覚醒させなければいけないと思ったそうです。
夢から目覚めた私は、この祖母から聞いた話を思い出し、すぐに祖母に会いにいかなければいけないと思いました。
山を下りてヤンゴンに戻った私は、夕方のタイ行きの航空チケットを購入し、その日の夜にはバンコクに行き、翌日には祖母のいるメコン川流域の村へ辿りついておりました。(祖母の住む場所については村の者以外は入ることができない聖域であり、祖母から厳しく口外することを禁じられているのでお教えできないことをご了承ください)
祖母と再会して、夢のお告げの話を相談した時のことは、次回にお話ししたいと思います。
★ 龍族の女王「とよさん」のブログ
とよさんがタイに来る前に、神様から与えられた貴重な体験として、
源九郎稲荷神社という荒廃した神社を復興された
ことについては、その活動記録のサイトを立ち上げられています。
このサイトに掲載されているブログには、とてもたくさんの不思議なお話が紹介されています。
私のブログを読んでくださる方には、是非同時に読んでいただきたいと思います。
そして、とよさんがしてきたような小さな小さな活動が、多くの人の心に愛と慈悲を取り戻すことに繋がるのだと思っています。
源九郎稲荷神社~復興への道~
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