新年明けましておめでとうございます!
家庭教師の、のんのんです(*^_^*)
今年もどうぞよろしくお願い致します。


新年早速ですが、昨年書いた「偏差値50以上とそうでない子の特徴」という記事について、なかなか好評でした。ありがとうございます。


また何か為になるような記事が書ければなぁ、と思い、今回は社会の勉強法についてお話ししたいと思います。
もし数学が苦手な子や、そういったお子さんをお持ちの保護者の方は、こっちの記事もあるので読んでみてくださいね。




ただ、この記事をお読みになる前提で言うと、正直「勉強法」っていうのは人によって違うと思うんです。
実際に生徒さんを指導していて、私が過去にやった方法よりも、別の方法を提示して成績が上がった子もいますし。
個人差があると思うので、「こんな方法もあるんだなー」っていう感じで読んでもらえたら幸いです。

でも私はこの方法で中学の頃は偏差値60以上キープしてましたし、センター試験でも8割以上得点する事が出来ました。
もし参考にしていただき、実践していただければとても嬉しいなと思います。




社会に関してですが、大きく分ければ3つです。

①長い時間を割かない。その代わりに毎日欠かさず学習する。
②必ず復習をしてから、今日の内容を勉強する。
③夜の隙間時間に、今日覚えたことを頭の中で振り返る


それでは1つ1つ見ていきます。



①長い時間を割かない。その代わりに毎日欠かさず学習する。

結論から言うと、社会は他の教科と比べ、長時間割くものではないと思っています。
なぜなら何かを覚え続けるのには、根気が必要で、集中力が必ず途切れる時がくるからです。

仮に、
1日3時間社会をまとめて勉強する
1日1時間、3日間分けて勉強する

のでは、圧倒的に後者の方が効果は違います。
前者のようにまとめて勉強してしまうと、すぐに忘れてしまいますし、記憶は定着しません。

対して後者のように、短時間でも毎日欠かさず勉強する事によって、復習の回数が増え、忘れにくくなります。
どんなに忙しくても、5分でも10分でもいいので「毎日やる」ということを続ければ、効果は全然違います。
「5分なら…」と思えば毎日続けられそうな気がしますよね!



そのため、受験勉強や定期テスト勉強の際、社会はある意味サブ的な位置に置き、数学や英語などの他の教科をゴリゴリやった方がいいのです。
そして、全体的に疲れてきたなー、と思ったら社会をやる。要するに隙間時間に勉強して欲しいんです。


例えば私が中3の受験生だとして、1日8時間勉強する!と決めたらこんな感じの時間配分にすると思います。

●数学、理科、英語…2時間ずつ
●国語…1時間
●社会…1時間


まぁ国語は除くとして、やっぱり社会は他の教科よりも少なめの時間を設定します。
その分、学習計画表や進度表を作るときは、必ず社会の時間を毎日作ります。

ようするに「短時間だけど、毎日やる!」
この事を忘れないで欲しいと思います。



②必ず復習をしてから、今日の内容を勉強する。


よく生徒さんから「社会ってすぐに忘れちゃうんですけど」という相談をされます。
それは①にも関連する事なのですが、復習する回数が少ないことが一番の原因だと考えられます。

したがって、社会の勉強を始めるときは、今日の分の学習をすぐに始めるのではなく、必ず過去に答えられなかった問題を復習するようにしてください。

オススメは勉強して間違った問題だけにマークをつけておく方法です。
それを毎回見直していき、もし答えられるようになったらマークを消す。

その際、「2秒以内に答えを思い出せるかどうか」ということを基準にすると良いと思います。
仮に2秒以降に正しい答えを導き出き出せたとしても、今回はそれを不正解とみなすこと。
そうする事で、記憶の定着率が上がりますし、試験本番でも時間短縮につながります。

よく生徒さんでも1分考えてやっと思い出す子もいますが、正直それは「覚えた!」のうちに入らないですね。
すぐに頭に浮かばない知識は、おそらく忘れてしまう可能性が大ですから…。


③夜の隙間時間に、今日覚えたことを頭の中で振り返る

これも結構効果的な方法だと思っています。思い出すだけなら、所要時間は5分くらいです(笑)
お風呂の時間、寝る前のちょっとした時間でいいので、今回覚えたことを頭の中で思い出してみましょう。
例えば歴史だったら
「1600年の関ヶ原の戦いを破り、徳川家康が江戸幕府を開いた。確かその後は…」
…みたいな感じで。

こうやって色々と覚えたことをたどってくと、意外に「あれ?その後はどうなったんだっけ?」とか、「あの用語、なんていうんだっけ!」とか疑問に感じ始める時があるんですよ。
そういうときは、これも5分〜10分とかでいいので、教科書や参考書を開いたり、問題集を見直してみたりして思い出しておきましょう。
そうすると結構すっきりします(笑)



さてさて。
今回は大きく3つに分けて社会の勉強法をアドバイスしてみました。

社会は他の教科と比べても、勉強法が身につけられれば、比較的独学で対応しやすい教科でもあります。
しかし記述問題に関しては、なかなか難しい部分があります。そういう時は家庭教師や塾の先生などに添削してもらいましょう!

もし学校が忙しすぎて塾に行けてない、とか経済的に塾&家庭教師が出来ない…ということであれば、本屋やネットで記述練習の問題集が売ってますので、それで勉強してみるのもいいと思います!

というわけで、社会学習のポイントは次の3点。

①長い時間を割かない。その代わりに毎日欠かさず学習する。

②必ず復習をしてから、今日の内容を勉強する。

③夜の隙間時間に、今日覚えたことを頭の中で振り返る
(補足⇨記述問題などは、塾や家庭教師の先生などに手伝ってもらう)




長文でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。