群馬大学学生フォーミュラチーム GUFTのブログ

群馬大学学生フォーミュラチーム GUFTのブログ

私たち群馬大学フォーミュラチーム(Gunma University Formula Team)通称GUFT(ガフト)は群馬大学生の有志によるチームです。

本ブログでは、日々の活動やメンバーの製作風景について綴っていきます。弊チームメンバーのリアルタイムな記事をぜひご覧ください!

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お久しぶりです。マネジメント班の佐藤です。

最近ブログの方をサボり気味なので、自分の想いをまたつらつらと。

 

一年ほど前に、コロナ禍での活動制限によりメンバーの活動へのモチベーションは大きく下がっていました。その時に、「何がしたくてこの活動をしているのか」、「この活動で何を得られるのか」と考えたり、メンバーから相談を受けたりしました。私の結論としては、「あくまで好きだからやる活動であって、嫌ならやめればいい」です。もちろん、嫌にならないための環境づくりはマネジメントの仕事です。今、何のためにどんな作業をやっているのか見通しが見える活動をしたり、成功体験を多く積ませることはモチベーションの維持に重要だと思っています。

では、自分のモチベーションってなんだろうって、一年経った今、新たな発見(?)があったのでシェアします。私は2002年生まれでこの春から学部3年生になります。自分たちの年で何があったかというと、コロナによって高校生最後の大会が中止になりました(一部、競技や地域によってはやっているかもしれませんが)。私は中学から始めた競技で推薦をもらい、高校に進学したため、最後の大会がなくなったショックはかなり大きく、あまりに不完全燃焼だった私は、受験期に24時間勉強をやったりと、時には頭のおかしい頑張り方をしていました。そして、この活動をはじめた当時から、「なんで入ったの?」と聞かれて、「何かをみんなで成し遂げたい」と答えていました。私のモチベーションはこれです。高校生で成し遂げられなかった不完全燃焼の気持ちをどこかで晴らしたいのです。そして、その機会が学生フォーミュラだったというわけです。ですので、「これをやってて何を得られるかわからない、割に合わない」という相談に寄り添うのは実は難しく、私は「この活動だから」得られるモチベーションを持ち合わせていないのです。

でも、一つ前向きな言葉をかけるとしたら、この活動の思い出は数年たった後、「きれいな思い出になる」と声を掛けます。なんやねんきれいってって感じですが、大学生は色々な頑張り方があります。バイト、部活、恋愛、その他いろいろ...。頑張っている人はみんな偉く、頑張る方向は人それぞれでいいと思います。でもやっぱり学生フォーミュラやってたって、めちゃめちゃ話のネタになるし、自分こんなことやってたんだ、すごかったなぁ~ってなるし、何より「青春」を感じますよね!!!!(?)(大学生が青春とかいうと高校生から遠い目で見られそうですが...)。損得でこの活動やってちゃ、やっぱりつまらんです。毎日毎日のメンバーとの会話、めんどい、きついといいながら成し遂げた一つの部品、そこで得られた技術、最後に完成して走るクルマ。それでいいんじゃね?って思うわけです。

 

辛ければまずは一日休んでみましょう、狭くなった視野が広くなった時、見えてなかったものが見えるかもしれません。

 

春休みのこの時期は、弊チームだけでなく、他校の皆さんが頑張っているのをみてウオオオォォ!!ってなっています(笑)

体調にだけはどうか気を付けて、試走や大会でまたお会いしましょう!では!

 

 

2022年12月27日に共和産業株式会社様で行われた尾形明紀選手のトークイベントに参加させていただきました。このようなイベントを開催してくださったこと、大変感謝しております。改めて御礼申し上げます。

 

トークイベントで尾形選手がお話していた内容についてのレポートを書きました!

学F生も、そうでない方も!すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、アメリカで超有名な尾形明紀選手についてこの記事で知っていただければと思います!

 

尾形選手は小さなときからレースの「」、「スピード」といったかっこよさに惹かれ、小学校の時には親戚の叔父にもらったバイクで毎週遠い道のりを歩いてレース場まで通っていたそうです。

その後、NASCARのレースに魅せられて参戦を始めます。しばらく活動している中で、「レースで勝つ」を考えた時に、日本とアメリカの往復の生活を終え、アメリカノースカロライナ州に移住することを決意しました。現地では、レースをするためにお金が必要なためスポンサー探しにも奔走します。文化や環境の違いにより、日本と全く違う感覚を持つアメリカの人々にギャップを感じていたそうです。下積み時代には、日本人は尾形選手しかおらず、メカニックにも「仲間」と思われている感覚は薄く、まだまだ単身でレースに参戦することの厳しさを感じていたようでした。

そんな尾形選手は、ひたむきな努力をしながら現地に根付いて活動しているうちに、現地の人達から文化や生まれの違いの壁を越え、お互いが寄り添って接する環境が生まれました。尾形選手の実力とともに、周りのサポートが強力となり始めた今シーズン、日本人初優勝を果たしました。さらに、今シーズンのファン投票で決まるモストポピュラードライバーにも選ばれ、実力だけでなく、現地で愛される選手であることがわかります。

 

 

 

このような快挙を成し遂げた尾形選手ですが、お話を聞いている中で常々おっしゃっていたのが、「自分が掲げた目標に向かって今何すべきかをずっと考えて活動してきた」ということでした。「活動するためにはノースカロライナに。」「活動するためにはお金が必要で、そのためにはスポンサーになっていただかないといけない。」「速く走るためにはメカニックの助けも必要で、メカニックに考えを伝え、お互い寄り添うための努力をした。」・・・常に、今自分が何をすべきなのか考え、辛い時も目標を達成するために必要なことと考えていたようです。そしてレースに魅せられた少年時代の気持ちをずっと持ち続けているとおっしゃっていました。今シーズンの結果の裏には、目標や小さいころに感じた「楽しさ」を追いかけ続けた尾形選手の信念を感じました。

 

この「信念を持ち続ける」ことは私たちの学生フォーミュラのプロジェクトをやり遂げるために重要だと感じました。そして、信念に基づいた目標を達成するために何をすべきか、そして「何をすべきか」の「何(What)」のために「どんな方法(How)」が必要か考える作業は、まさに学生フォーミュラ活動と同じです。しかし、このPDCAを回し続けることは簡単ではありません。尾形選手はこれに向き合ったからこそ、今シーズンのような結果を出せたのではないでしょうか。

 

聞いたお話はメンバーのモチベーション向上だけでなく、実際の活動に還元できる内容ばかりでした。貴重な経験をいただき、大変ありがとうございました。

 

これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

こんにちは!

マネジメント班班長の佐藤です。

 

新シーズン発足から早3か月...。皆さまのチームはどのような進捗ですか!

気づいたら3か月をあっという間に終えるわけですが、この3か月で日程表の作成、新シーズンへの整備諸々、試走、22シーズン報告会&新体制ご挨拶会、設計(進行中)、群桐祭、企画書の発行(それに伴うコンセプトや目標の決定のお話合い)、クラシックカーフェスティバル、荒牧祭、静的交流会、スポンサー様方へのご挨拶まわり...などなど大きなところをとってもこの短い間ですでに色々やってますね。弊チームはまだまだ活動に対して足りない部分が多いですから、他大学の皆様がこの3か月どうやって過ごしたのか想像もできませんし、したとしてもゾッとしますね(笑)。皆さま、本当にお疲れ様です。

 

 

 

ところで、この3か月ずっと考えていることがあります。

今年はどうやったら大会で走るのか、です。

今年は絶対に死んでもなんとしてでも走らせたいのです。去年走ることができなかったということは、去年の何倍も頑張らないと状況は改善しません。「じゃあ何を頑張るのか」、「「何を頑張る」ためにどう頑張るのか」。まだまだ考え切れていません。でもプロジェクトが始まって3か月も経ってしまいました。でも、走らせたいのです。

 

弊チームは、リソースはあります。

それを活かしきるには...やっぱり...「マネジメント」...だと私は思うのです。つまり、きっと、マネジメント班班長の私の出番です。日程管理はもちろん、メンバーのモチベーション、作業をするための環境づくり(講習・CAD・工作機械の練習、他大学様/OBとの交流の機会の提供...)etc...。これらをするには、幹部は常に「先を、前を」見ていなくちゃいけないと思うのです。作業は誰でもできるけど、「マネジメント」ができるのは職についている幹部だと思います。このチャンスをもっともっと幹部のみんなに活かしてもらいたい。幹部が活かせるように導かなくちゃいけない(上から目線だな?)、じゃあ何を、どうすればいい?...とずっと考えております(笑)。考えていることはいっぱいあるのですが、長くなってしまうのでここらへんで(笑)。

 

学Fと言えば、「ものづくり」ですが、人を動かすマネジメントができないとマシンは走らない、めちゃめちゃ楽しい活動だと思っています。奥が深い!!((
自分だけでなく、みんなの「辛い」を「楽しい」に変えられるように、今後も頭ひねって頑張ります。

 

まだまだお世話になります。まずは1年間、頑張りましょう!!!

 

 

((↓静的交流会で名古屋大学さんにお邪魔する朝に食べた小倉トーストです、激うまでした))

11/27に、群馬大学荒牧キャンパスで行われた「荒牧祭」にて、車両展示・乗車体験を行いました。

 

 

当日は天気も良く、たくさんの来場者で溢れていました。

今回のイベントの大きな目標は「部員集め」です。

いつもは桐生で活動しているわたしたちですが、来年から桐生キャンパスに通うことになる理工学部の1年生、専攻はしていないけれど車に興味を持っている他学部の学生、設計とは別の部分で活動を支えることに興味のある学生、など荒牧祭は荒牧キャンパスの学生にも私達の活動を知っていただく重要な機会です。

 

理工学部生主体で行う群桐祭とは異なり、荒牧祭は教育学部、情報学部が主体となって開催します。車の製作とは馴染みの少ない荒牧キャンパスでは、学生フォーミュラ活動に興味を持ってくれた人は少なかったため、集客には苦戦しました。

しかし、エンジンの稼働は大成功でした。30分おきにかけていたこともあり、多くの方々に来ていただけました。

 

こういったイベントを大切にしながら、これからも学生フォーミュラの知名度向上と、何より部員の獲得に向け頑張っていきます!

 

学部1年の竹中です。

フレーム班です。

先輩達から色々なことを学びながらマシン製作に参加できたらなと思っています。

GHインプに片想いしています。

 

 

((この文章だけで彼の雰囲気が伝わるのがまたおもろい by広報担当))