2018年度版・新外国人選手評価(パ・リーグ) | 激辛ますたぁ道

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新外国人選手評価2018年度版、こちらはパ・リーグとなります

 

評価方法等については説明・過去の記事をご覧ください

 

 

福岡ソフトバンクホークス

 

 

埼玉西武ライオンズ

 

ニール・ワグナー 80万ドル ★★

 

選手タイプ 豪腕・中継ぎ

 

球速B+(速い)

コントロールC(普通)

実績B-(それなりにある)

近年成績C-(手術明け後メジャー昇格なし)

年俸D(割高)

 

平均球速154キロ程度の豪腕系中継ぎ。ただし2014年にトミージョン手術をした形跡がありその後の球速は不明。故障前に比べると奪三振率等が落ち込んでいるので球速ならびに球質は以前の状態には戻っていないよう。2016年に復帰も2年間メジャー昇格なし。かつてはメジャーでそれなりに活躍していたことを考えると当時のイメージで評価するのは妥当ではない可能性が高いと思われる。その割に80万ドルの年俸は割高でライオンズ恒例の意味不明年俸の領域に入るか。実際の金額はわかりかねるがライオンズの新外国人選手は毎年他球団の相場を逸脱して高めの金額で公表されている。特徴としてはコントロールには特段問題は見られない。コマンド能力に関しては微妙な領域だが問題になるレベルでもなさそう。外国人投手としては珍しく綺麗なフォーシームを投げる。変化球についてはスライダーしかなく質も良くはない。チェンジアップも投げられるようだが使用頻度は低く日本では増やす必要性があるか。故障前のスタッツだとそれなりに魅力はあるのだが復帰後メジャー昇格をしていない時点で望むものではないかと思われる。2016年復帰後も故障者リストに入っており故障のリスクも潜在的に抱えうる評価の難しい選手。150キロ台半ばを投げるようならば期待をかなり持てるのだが140キロ台後半まで落ちているようならば変化球の種類と質を考えると微妙な成績となるかもしれない。評価が低いのは怪我明け後明るい材料がないことも一つにあるが年俸面以外能力的に獲得には一定の理解はしている。

 

 

ファビオ・カスティーヨ 90万ドル ★☆

 

選手タイプ 豪腕・先発

 

球速A-(かなり速い)

コントロールC-(やや悪い)

実績D(全くなし)

近年成績D(全般微妙)

年俸E(論外)

 

平均球速155キロ程度の豪腕系投手。ただしサンプル数が少ない上に先発をさせると球速はかなり落ちる可能性がある。映像上ではキレを感じず球速感もない微妙さ。未完成というよりもそもそもの完成度の低さが目立つ。155キロを投げるにもかかわらず28歳まで12年目にして初めてメジャー昇格するも1回1/3イニングしか投げていないので能力的にもあまり期待できない。2016年は韓国リーグで投げて防御率6点台。レベルの低い韓国でこの数字だと日本では2軍でも微妙な領域。コントロールについてはあまり良くはないが致命的欠点とまでは言えず。動画等で見る限りやはり雑であり完成度の高さを感じないことからコントロールもアバウトな印象を受ける。AAAレベルでの評価をすれば日本の他球団が欲しがるようなレベルの選手ではないし年俸90万ドルというのは誤植・何かの間違いかと思われる疑惑レベル。魅力はわかりかねるが同じ成績帯の選手であれば通常50万ドル前後が妥当か。ライオンズに関しては過去より年俸公表額が従来の相場と比較して常軌を逸しているため鵜呑みにしないほうがいい。その理由はわかりかねるが球団の選手獲得方針といいフロント・スカウトに不信感がある球団。評価については出来るだけ客観的・平等データ重視で機械的に判断しているのは他の球団の選手を見てもらえれば納得していただけるかとは思う。評価は低いが1軍でそれなりに活躍できればいいのではないかという補強。即戦力ではなく素材型だとは思うし育成目的なら理解できるが年俸面がかみ合わず。諸々を勘案してもそう多くは望めない方向か。

 

 

東北楽天ゴールデンイーグルス

 

オコエ・ディクソン 年俸 不明 ★☆

 

選手タイプ 中長距離型

 

ミート力C-(あまりない)

長打力B-(ある)

守備力D-(かなり下手)

実績D(ない)

近年成績D(ない)

年俸 不明(公表されていない可能性あり)

 

2人目のオコエ。ただ選手タイプは異なり基本粗い中長距離砲。コンタクトの能力は微妙で打率には期待薄なので長打力に賭けるしかない。また走力もなく守備力も非常に心もとなくファーストのみ。昨年から本格的に外野も経験はしているが指標的には相当下手で足手まといになるであろう数字。以上の所見からも通常時でも当方としてはさほどの高評価は与えるつもりはない。オコエ瑠偉のほうとは逆に近いイメージか。気になる点としては昨年肩の故障をしていること。通常ならば10-day disabeled listなのだが彼の場合は60-dayになっている。この場合には相当な重傷とされることが一般的でDL入りしたのが9月29日・最終プレー日が9月26日となっている。また11月にoutright(枠から外す)になっていて戦力外と受け取れる。年俸報道を見かけないのだがこのような要因があってかもしれない特殊なケース。けがの詳細・回復状況についてはわかりかねるがさすがにこの状況でまともな選手評価・予測をするのは困難で評価のほうもどうしても低くならざるを得ない。そもそもの期待値もさほど高くはないが発想の転換で戦力としてはなく育成のつもりで長い目で見てあげるほうが良いかもしれない。

 

 

オリックスバファローズ

 

アンドリュー・アルバース 90万ドル ★★

 

選手タイプ 技巧派・先発

 

球速D-(かなり遅い)

コントロールB+(良い)

実績C(それなり)

近年実績B(良化傾向)

年俸C(妥当)

 

平均球速142キロ程度の技巧派投手。非常に球速が遅く日本に来ると130キロ台に突入するかもしれないレベル。スライダー・シンカー・チェンジアップ・カーブと変化球も多彩。コントロールも問題ない。こう見ると変化球が優れているのかと思いきや指標的にはストレートが抜けて一番優秀であり変化球の質に関してはどちらかというと全般やや劣るないし劣るレベル。とにかくコンタクトされやすい球で打たれることは確実・完全に打たせて取るタイプの投手。コントロールについてストライクを取る分にはまず問題はないがかなりの中央化傾向が見られど真ん中へ不用意に投げる球がかなり多め。ゆえにコンタクトされる率が高く被打率の悪化となっている感。非力な日本人選手とはいえ決して打てない球ではないので滅多打ちにあう可能性もかなりある。現に2014年に韓国でプレーしているが酷い成績で終わっている。ただその後アメリカでは成長傾向が見られるし昨年はメジャーで先発として投げている。こういうタイプでストレートに強みがあるのはかなり珍しい感。日本で言うとホークスの和田毅あたりになるのか。ただ変化球の質はアメリカ時代の和田よりも劣る。コントロールは良いがそれ以外の部分がすべて平凡ないし平凡以下。多くは期待しないが8勝8敗タイプでローテーションを回せれば十分だと思う。

 

 

北海道日本ハムファイターズ

 

マイケル・トンキン 2年210万ドル+出来高(最大50万ドル) ★★★

 

選手タイプ 豪腕・中継ぎ

 

球速B(速い)

コントロールC(普通)

実績B-(それなりにある)

近年成績C(アメリカでは限界か)

年俸C(妥当)

 

平均球速151キロ程度の豪腕系中継ぎ。アメリカでは2013年から連続で5シーズン連続で在席しており格という面でもやや上となる。ただし成績に向上面が一切見られずもう限界という判断もあったか。同じようなパターンとしては元スワローズのオンドルセク(アンドルセク)のような感じ。年俸面も近い。落ちぶれる前に日本でひと稼ぎという判断も2年の複数年契約に魅力があったか。トンキンの場合には球種が少ないのが心配材料。スライダーが武器となっているがそのほかの球種に特徴がない。1種類使える球種を増やしたいところ。持ち球としてはシンカー等あるが質は良くなく向上できるか。コントロールについては普通。ストレートに関しては横方向には広がるが高めへの比率は低めでコマンド能力もそこそこみられる。問題なのはスライダーで分布的にも上手くコントロールできていない感じで問題あり。全体的に試合を壊すほどではないが気にはなる。横方向に広がるのは高身長ながらリリースポイントがサイド気味で高さを活かせてない影響もあるかもしれない。マーティンに比べれば過去実績はかなり上なのだがコントロール面等ではマーティンよりも悪く心もとない。成績面でもオンドルセクぐらいの期待値やカミネロの球速を落としコントロールをマシにした感もある。全く使い物にならない可能性は低いと思われ最低限の活躍は期待できるスタッツであり楽しみではある。

 

 

ブライアンロドリゲス 5000万円 ★☆

 

選手タイプ 技巧派・先発

 

球速D(遅い)

コントロールD+(あまり良くない)

実績E(全くない)

近年成績D(マイナーでも微妙)

年俸D(割高)

 

平均球速142キロ程度の技巧派投手。この選手についてはメジャー経験がなくデータもほぼない。動画サイトの球速表示を参考にしているが平均89マイル前後(142キロ程度)だと思われる。一応選手紹介サイトではMAX95マイル(153キロ弱)となっているが動画では全くもって届いていないのでおそらく無理。マイナー時代の成績を見てもパッとせず動画を見てもパッとせずで今後メジャーで活躍できるようなレベルではないという判断。完成度の低さ雑さが目立つ。この選手については先発ができるということで保険扱いとみている。他球団が興味を持つような特徴もわからず。球速も遅くコントロールもあまり良くなく成績も特段目に付くものはなし。26歳の若さゆえ育成目的もあるか。矯正次第というところだが直すべきポイントは複数ありそうで総合的判断では現時点ではあまり期待しないほうが良いと思われる。あくまで保険レベルという見立て。

 

 

オズワルド・アルシア 年俸170万ドル+出来高(最高30万ドル) ★★

 

選手タイプ 中長距離打者

 

ミート力D(ない)

長打力B(十分ある)

守備力D-(かなり下手)

実績B(ある)

近年成績B(マイナーでは順調)

年俸D(割高無理した感)

 

日本ハムの目玉選手の一人であろうアルシア。マイナー時代からプロスペクト(有望株)として将来を嘱望された選手だったが結局伸びず都落ちで日本行きとなった模様。一応2014年23歳でメジャーで20本のホームランを打った逸材だったがその後失速。12球団の中でも特に査定に厳しく金を出さないことで有名な日本ハムが相場を超えたであろう金額を提示してまで取った選手。さすがにアルシアレベルで170万ドルは割高には感じる。選手の魅力としては当然長打力なのだがメジャーではなりを潜めてしまい魅力がない数字に。とにかくコンタクト能力が悪く打率を残すことには疑問。想定では.240前後であってそれ以上よりは以下の可能性のほうが高いとみる。よってマイナーで期待された長打力に期待するしかない。変化球攻め次第ではホームランか三振かという感じになるかもしれない。ストレートには強く変化球には弱い傾向。ただ致命的ではないのだがやはりそもそものコンタクト能力が低くては能力だけでのカバーも厳しいか。活躍するとすれば低打率高ホームランで20本以上は十分期待できる素材。性格・素行等はわかりかねるが25歳にして見切りをつけられ2016年には4球団たらいまわしで26歳(27歳シーズン)で日本へ都落ちというのもかなり珍しい。性格・素行に何かしらあるとは普通に思っているがわからず、一応頭の隅に。評価には入れていないが個人的にアメリカ時代からそれほど良いイメージはない。個人的には年俸とデータからもかなりリスキーな雰囲気を感じる。あとは真面目にプレーしてアメリカでも認められた才能が開花するかどうか次第。

 

 

ニック・マルティネス 年俸2億円+出来高 ★★★

 

選手タイプ 技巧派・先発

 

球速B-(やや速い)

コントロールB-(やや良い)

実績B-(成績は伴わないもメジャーでプレー)

近年成績C-(メジャーで先発はもう限界か)

年俸C(妥当)

 

平均球速148キロ程度の技巧派投手。近年の成績だけならば今年来日する新外国人投手としては実績は一番だろうと思われる選手。過去4年で17勝30敗だが68先発している。通常ならば日本に来るにはまだ早いレベルだが成績的に大きく負け越しているように先発ローテーションとしての地位を確立するには微妙な立場だったか。とにかく打たせて取る投手で打たれることは確実なのは覚悟を。コンタクト率や奪三振率が非常に低く被本塁打率が非常に高いことからも容易に推測される。球種は豊富でカーブ・カットボール・シンカー・チェンジアップそしてスライダー。去年データ的にはなぜかスライダーを投げていないが普通に投げられる。ストレートの質は良くなく変化球にも特段優れているものはない。ただ致命的な欠陥もなく平均レベルはあり球種が非常に多いこととコントロールにも特には問題ないレベル。ただコマンド能力は微妙か。全般的に完成度は高いが持ち合わせている能力は平凡の領域。この辺の評価が難しい。元巨人のマイコラスもアメリカ時代の指標では打たせて取るタイプ。実績的にはマルティネスには遠く及ばないがマイナーではコントロールが良く球速もマルティネス以上で球種別能力も同等以上と一応才能の片鱗を見せていてまだ日本に来るレベルではない選手ではあった。当方2015年度版評価では彼に最高評価点をつけている。データだけならば彼ほどの魅力はないが経験や実績・パークファクター的にはマルティネスのほうが有利かもしれない。日本に来て球速がどれだけ出るか弱点であるストレートのコンタクト・被打率がどれくらいになるか次第だがバランス型で完成度も高く全く活躍できない可能性は低いと思われる。アメリカの成績からも8勝8敗タイプでありエース級かといわれると疑問だがレベルの低い日本では10勝も可能と楽しみな選手の一人。
 

 

 

千葉ロッテマリーンズ

 

マイク・ボルシンガー 80万ドル ★★

 

選手タイプ 技巧派・先発

 

球速D-(かなり遅い)

コントロールC(普通)

実績C(まあまあ)

近年成績D+(メジャーでは見限られたか)

年俸C(妥当)

 

平均球速145キロ程度の技巧派投手。基本はカットボールとカーブでそれにスライダーを織り交ぜている。この中で有効となっているのはスライダーでそのほかの球種については質は良くない部類。ほとんどの球を動かしていて綺麗な球はない。打たせて取る交わすための投球術。メインであるカットボールも141キロ程度であり日本では130キロ台に突入する可能性も十分考えられる。さすがにあまりに球威不足。コントロールについては数字上は良いが分布的にはあまり信頼を置けない感じ。数字よりも悪いと予測するがそれでもまあ普通レベル程度か。細かいコマンド能力まではなさそうなレベル。縦系の球があるためだろうが大きく外れる球が多い感じ。修正については十分可能なほうかと思われるがストライクゾーンに投げれば被打率が悪化するレベルの魅力ない球質なので多少乱れたほうが良いのかもしれない。現に被本塁打率が高い。これは千葉ロッテのパークファクター上有利になるかもしれない。最近の来日外国人選手としては珍しいタイプで活躍の予測は難しい。少なくともエース級の活躍を望むのは酷な領域にあると思われる。ローテーションを回せれば及第点、そして勝ち数と負け数が同じような8勝8敗タイプになれば最高だと思われる。

 

 

エドガー・オルモス 60万ドル

 

選手タイプ 万能型(中継ぎ推奨) ★★

 

球速B+(速い)

コントロールC-(やや悪い)

実績D(ない)

近年成績D(全般微妙)

年俸C-(妥当)

 

平均球速150キロ程度の豪腕。報道によると先発の方向性らしいが過去実績からは先発も中継ぎも抑えもこなしているのでどこでもできそう。短いイニングだと155キロ程度・最高約159キロも出している。先発となると150キロ前後に落ちているようなのでどちらが使い道があるのかシーズンに入って良いほうを。球種別ではストレートに妙味がある。コントロールについては数字以上に悪いと思われる。分布を見てもコマンド能力はなく動画を見ても大雑把に投げ込んでいる感じがする。159キロまで可能にもかかわらず高卒18歳から28歳までほぼ実績がない選手で何かしらの欠点はあるはず。数字だけだと欠点もあるが魅力のある部分も見られるので矯正できないか?数字と動画を見た限り完成度は決して高くはなくワイルド・大雑把。素材型で矯正すべきことはたくさんありそう。個人的にはストレートを活かし短いイニングでごり押ししながら使っていくほうが良いような気がする。先発の場合完成度の低さ・引き出しの少なさから結局行き詰まる感はするがどうか?

 

 

タナー・シェッパーズ(シェパーズ) 80万ドル ★★☆

 

選手タイプ 豪腕・中継ぎ

 

球速A-(かなり速いただし過去)

コントロールC-(やや悪い)

実績B-(ある)

近年成績D(手術後不振)

年俸C(訳アリも妥当)

 

平均球速155キロ程度(過去)の豪腕・中継ぎ。昔は有望株だったが近年成績が良くなかったようで日本に来ることになった模様。年俸もお手頃でなぜ日本に来たのか正直不明な領域だったが一応検索で納得。近年成績を見ると2016年ごろから下落の一途で昨年はマイナーでも思わしくない成績。経歴を見ると2016年にTorn left knee cartilage(左膝関節軟骨損傷らしい)の手術で現状元には戻っていない模様。サンプルが少ないとはいえ3キロ程度球速が落ちているか。このあたりが不振・成績低下の要因の一つかもしれない。球種についてはスライダーとシンカー。コントロールについてはメインであるシンカーの精度が悪くまた高めの比率が多く内容も悪くなってきている。大雑把で細かいコマンド能力はかつてより持ち合わせていないようで、さらに故障が加わり良化の兆しが見えてこない状態。評価のほうは難しいがデータを見る限り昔の姿で評価するのは妥当ではない。仮に150キロ程度まで球速が低下していると考えると変化球の質やコントロールを考えると厳しい結果も予想される。オルモスと比較すると圧倒的にシェッパーズのほうが才能も格も上ではあるが劣化した現在オルモスと競争していい勝負になるくらいか。どちらも完成度は低くごり押しのパワー系・制球難があるので投手コーチ陣による矯正が必要。ロッテの投手コーチ陣が有能無能かはあまり詳しくはないが素材としては魅力はあるのでコーチの力量も計算に。一応オルモスは当方中継ぎ推奨にしているため2人のうち1人でも活躍できれば十分だと思う。まあ本来故障がなければまずシェッパーズだろうとは思う。

 

 

マット・ドミンゲス 80万ドル ★☆

 

選手タイプ 守備型

 

ミート力D(ない)

長打力C(普通)

守備力B(上手い)

実績B(それなりにある)

近年成績D(低迷中)

年俸D(割高)

 

かつてのプロスペクト。近年話題にも出てこないくらいにまで低迷していることにビックリ。2014年まではまだ再建途上だったアストロズのレギュラー格。ただ2015年以降低迷。元々打つほうに期待はなく守備型の選手。打撃のほうに関してはコンタクト能力に欠ける。変化球に弱いのはもちろんだがストレートにも弱い。この部分は球速が落ちる日本球界に来ると向上することはあるが変化球の弱さには限度がありドミンゲスの場合にはコンタクト能力の欠如も相まって相当厳しい感。長打力に関しては中距離打者の範囲でありシーズンを通して15本程度か。千葉マリンとなると10本台前半ぐらいまでと推測する。大雑把に推測するに.220 10HR前後程度か。3割を打てるようなスタッツではないし20本打てるスタッツでもない。どこまで頑張れるか?多くは望まない方向で。この選手の特色としては守備力。メジャーでも十分平均レベルの数字を持っているしマイナーでも優秀でこのレベルのサードが日本に来ることはかなり稀なレベル。昨年マイナーでは守備範囲が狭くなっているが守備率.980という素晴らしい成績を残しているのでまず問題はない。ただし報道によると日本ではファースト前提とのことに違和感。守備に特徴ある選手を守備の必要性が少ないファーストを守らせる補強というのに疑問。前から言ってはいるが千葉ロッテの場合はフロントとスカウトの無能さが12球団の中でも際立つイメージ。結局のところ新外国人云々よりもスカウト・フロントを刷新したほうが良い補強となるかもしれない。今回4人獲得の報があるがボルシンガーも含め基本は欠点持ちの選手ばかりで戦前にある程度の安定した戦力予想が困難な感じ。昨年もダフィー等を獲得報道の時点で酷評したが組織が変わることができないのかしないのか残念な部分もある。