治験の日々の中で考えた その7 まぐわいについて | 乳がん・ステージⅣ・トリプルネガティブ・余命5年未満。でした。

乳がん・ステージⅣ・トリプルネガティブ・余命5年未満。でした。

生きよう、楽しもう、幸せになろう。
私たちは、がんに関わる全ての人たちとつながりたい。

看護師立合いで行われる、毎月のアンケート調査の質問事項の中に、


治療によって、自分の裸を鏡で見るのがつらいと感じますか?

治療によって、自分に魅力がなくなったと感じますか?

性生活にどれくらい興味がありますか?

性生活はどのくらいありましたか?


のような、非常にパーソナルな項目があります。看護師の視線が気になるところです。


できれば、視線をそむける配慮が欲しい。


そもそも、衆人環視のもとで、このような質問に正直に答えられるものでしょうか。



私の場合は、自分の体に魅力がないとか、見るのがつらいとか、がんになる前から感じており、がんになったからといって、外見に変化はなかったので、この質問にあまり意味を感じませんでした。



性的なことについても同じです。



既に興味を失っている、というか、もともと興味があったのかさえ、今となっては疑わしいのです。


だから、がんになっていることと、性的なことについて尋ねる質問に意味がない。


特に、この近年、欲望でぎらぎらしている人については、男女問わず、私は本能的に避けているようですし、非常に近すぎる距離感を求めてはないみたいです。

考えてみれば、このようなセクシャルパーソナルクエスチョン、がん患者だからって、する必要あるんでしょうか。



多分、患者のQOLをはかるための質問なのでしょうが、性的なものが満たされていることイクオール生活の質は落ちていない、という単純な発想が嘆かわしいと思います。



加えて、老人の性とか、障がい者の性とか、がん患者の性とか、昨今言われてますけど、そんなカテゴライズする必要があるのでしょうかね。

交合したい人はするし、したくない人はしないでしょう。


カテゴライズするのは、例えば、老人が入れ歯を外して、よたよた動いていると想像し、それを奇異と感じるからです。普通の交合じゃないと感じるから、特別なものとして枠を作る。障がい者やがん患者についても、同じ。


でも、普通の交合って何だ?


そう考えると、行為の対象が異性か同性かというコトにさえ及んでしまうと思います。


したい人はしたい人同士ですればいい。


私はがんが発覚する前から、誰とも交合したくない人。それだけです。それでいいと思います。