ヨーグルトメーカーで納豆を作る in ベトナム【その3】 | グッチのサイゴンせいかつ(旧:グッチのしゃんはいCook)

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2013年5月からサイゴン(ホーチミン)で生活しています。 グルメ情報、生活情報を中心に日々のあれこれを綴っています。2016年から愛知県在住。


ヨーグルトメーカーで納豆を作る in ベトナム【その1】
ヨーグルトメーカーで納豆を作る in ベトナム【その2】


★前回のあらすじ
ヨーグルトメーカーを使って、初めてトライしたベトナムでの納豆作り。
ちゃんと納豆が出来あがったものの、アンモニア臭と水っぽさが気になる仕上がりに…。もっと美味しい納豆を作るため、発酵時間や温度を調整して2回目に挑む―。



前回の反省を生かして、今回は以下の条件で作ってみました。
水っぽさをなくすため加熱方法を「蒸す」に変更、発酵時間が長い&温度が高いとアンモニア臭が出てくるので、時間を短め&温度を低めに。
そして、今度は豆がはじけないよう1袋の半量(150g)でチャレンジ!


【1回目】
大豆の量:300g
加熱方法:ゆでる(30分)
発酵温度:45℃
発酵時間:24時間
  ↓
【2回目】
大豆の量:150g
加熱方法:蒸す(60分)
発酵温度:40℃ 
発酵時間:20時間



水に12時間浸して膨らんだ状態の大豆。
この後、圧力鍋で30分蒸してみたのですが、


まだ固かったので、追加で30分蒸しました。
納豆を作るには、指で簡単につぶせるぐらい豆を柔らかくしておく必要があります(納豆になると豆が引き締まってすこし固くなります)。

計1時間蒸して、色が少し黒っぽくなった豆。豆が多少皮から飛び出していますが、前回のように皮だけが上にたまることはなくなりました。

豆が熱いうちに市販の納豆を混ぜます。

ヨーグルトメーカーを「40℃、20時間」にセット。
あとは「納豆ちゃん、美味しくなーれ!」と念じて20時間放置です。

       20時間後

できあがり!
前回より白い膜の張り方が均一になったような気がします。

割れた豆も少なくなり、一粒一粒がしっかりしている感じ。

【参考】前回の納豆


今度は冷蔵庫で2日置いてから試食をしました。


2回目の感想は…

・アンモニア臭が激減している
・水っぽさがなくなった
・固さもちょうどいい感じ


味はかなり改善されましたが、まだ粘りが弱いです。
箸でかき混ぜているときは糸をひくのですが、それから時間が経つにつれ、どんどん粘りの糸が消えていってしまいます…。
粘りが弱い分、炒飯やオムレツにするには使いやすいかもしれません。

内容器の底にたまってしまっている水分が粘りの弱さに関係しているのかも!?と後から気づきました。今度はガーゼでフタをするのではなく、ラップにして、爪楊枝で大きめの穴をたくさん空けてみようかな。


「納豆用カップがありましたよ」とのありがたい情報を教えていただき、早速次の日にゲットしてきた念願のフタ付きプラスチックカップ。
もともとはバインフラン(プリン)用のカップみたいです。



今後しばらくの課題は「粘り」だな…。
市販の納豆ではなく納豆菌の粉末を使うとか、砂糖を少し加えるとか、粘りを強くする方法はあるようなので、研究していきたいと思います。





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