
ぶらぶら歩いたあと、昔ながらの北京の味が楽しめる「九門小吃」へ。
“小吃(シャオチー)”とは、軽食・スナックのことです。

細い路地を進むと~

曲がり角にお店がありました!

入口をくぐると、中庭の真ん中に太湖石が。
中庭を囲むように建物が並んでいて、
四合院(北京の伝統建築)風のつくりになっていました。
その周りを囲むように、さまざまな小吃店と客席が配置されています。
図中にある9つの「○○門」は、個室になっていました。
支払いはカード式。
最初に受付でカード(最低50元の入金、うち10元はデポジット)を購入します。
残金は「退卡」と書かれた場所で払い戻しができます。

とりあえず、ぐるりと店内を歩いてみることにしましょう。

客席

「門框胡同」の入口です。
“胡同(フートン)”とは、北京の旧城内にある横丁のこと。
門框胡同は前門にあり、かつては人気の小吃店が集まる通りだったそうです。

“清真”とはムスリムの料理を指します。
門框胡同にある老舗は、清真食品のお店でもあります。
豚肉を使用した料理を持ってここを通ることはできません。
☆門框胡同内のお店の数々


宮廷風ミルクデザートの「奶酪魏」と、ゆでモツの「爆肚馮」
味付牛肉(羊肉)の「月盛齋」と、豆腐料理の「豆腐脳白」
いろいろあって迷うところですが、食べるものは最初から決めていました。
それは、奶油炸糕(ナイヨウヂャーガオ)!!
バターを練りこんだ生地を揚げたドーナツのようなもの。
北京の小吃でわたしが大好きなお菓子です。
ドーナツ自体やさしい甘みがありますが、お好みで砂糖をつけて食べます。
ふわふわでいおいしい~!!!
次回は揚げたてが食べたいなぁ~。
価格は少し高いですが、ひとつの場所で、
ごはん系からお菓子系まで北京の小吃が食べられるのがGOOD!
北京の古き良き姿が残る後海エリアにあるので、
ここに来れば観光+食のセットで楽しめると思います。
九門小吃
http://www.bjsnack.com/
西城区徳内大街孝友胡同1号
電話:(010)64025858、64026868
営業時間:10:00~21:00(冬、春)
10:00~22:00(夏、秋)
