春節から数えて15日目の昨日(2/17)は、
お正月の終わりを告げる“元宵節(ユエンシャオジエ)”でした。
この日は花火・爆竹の解禁最終日とあり、
ものすごい数が空に打ち上げられていました!
また、元宵節は餡の入ったお団子を食べる習慣があります。
このお団子を北方では元宵(ユエンシャオ)、
南方では湯圓(タンユエン)といいます。
我が家では、冷凍食品の湯圓をゆでて食べました。
日本の白玉団子のような食感
この元宵と湯圓、
物は同じで地域で呼び名が違うと解釈していた私。
しかし、厳密に言うと作り方が違うのだそう。
元宵・・・餡をもち米粉の上に置き、
水を撒きながら転がして雪だるま式に大きくする
湯圓・・・もち米粉を水でこね、小さな塊にして中に餡を包む
さらに、中国人の友人から面白い話を聞きました。
南方で「湯圓」といわれる理由は、
中華民国の初代総統・袁世凱が「元宵(ユエンシャオ)」の音を嫌ったからだとか。どういうことかと言うと・・・
元宵(ユエンシャオ)
袁消(ユエンシャオ)=袁世凱消えろ
“ユエンシャオ”の音が縁起が悪いからだそうです。
ちなみに、湯圓で有名なのは寧波(ニンボー、浙江省)です。
寧波まで行けなくても、
スーパーの冷凍食品コーナーでいろいろな味の湯圓を買うことができます。
湯圓は一年中売られているので、機会があればぜひお試しください♪