豊洲で働くビジネスマンのアメブロ
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アジア制覇に向けた変革と停滞感

連日、川崎フロンターレのことを書いてる。


と言うのも、なぜにこれまでの方向性から大きく転換している(ように見える)のか、その先に何があるのか、がイマイチ見えてこないからである。


0-5で大敗を喫した国立でのマリノス戦後、長谷部監督の解任に向けた声が大きくなっているように見える。


例えば、相馬元監督時代を引き合いに出して、フロンターレのクラブアイデンティティに合わない、と断罪する声もあれば、チーム戦術と言う目線では着実に積み上がっていると言う声もある。


そんな賛否両論の中、果たしてクラブは何を目指しているのか?が、この文脈においては重要だろう。


それはひとえに、アジア制覇に他ならない。


あのフロンターレ黄金時代といわれた時期でも、アジアの壁を超えることができず、いまのところアジアチャンピオンズリーグで最も結果を出しているのは、実は昨シーズンの長谷部監督に他ならない。


そう言う意味では、長谷部監督を起用したフロントの方針は、実は大きく間違っていない。


アジアを勝ち進んだ昨シーズンのフロンターレは、明らかにコレクティブなチームで、個の実力では上回るであろうサウジのチームと渡り合っていた。


そう言う意味では、フロンターレが次に目指すべきタイトルに近づいている、と言えるだろう。


ところが、そもそもそのアジアの舞台に立つための国内の大会で苦境に立っているのが、現状である。


その要因は、CBが不安定であるとか、そもそも戦術が浸透しきれてないとか、いろいろあるが、ともかく国内でつまづいていて、本当の悲願であるアジアへの道が返って遠くなってしまっている。


ちなみに、強化責任者の竹内氏はクラブ創設時の選手の1人で、当時長谷部監督がフロンターレに在籍した際に、同じチームでプレイしている。


そんなクラブ創設を支えたフロントトップと現場トップが、クラブのアイデンティティやポリシーを無碍にする訳がなく、いまの停滞感はアジア制覇ひいては世界へと歩みを進めるための成長痛だと思うことにしよう。










【川崎フロンターレ】長谷部体制の現在地。歴代監督から紐解く「本当の課題」とは?

先日の横浜F・マリノス戦での大敗…川崎の街でも、フロンターレの話題になるとため息が漏れるような、重い空気が漂っています。長谷部監督に対する厳しい声も飛んでいますが、今の苦悩は監督だけの責任なのでしょうか?


今回は、風間体制・鬼木体制というフロンターレの歴史を振り返りながら、今チームが抱えている「構造的な問題」について深掘りします。


まずは、今のフロンターレのベースを作ったお二人の時代から。


風間八宏 監督(2012〜2016)は、「止める・蹴る・外す」という圧倒的な技術と、相手を崩し切る攻撃哲学をゼロからチームに植え付けました。最初は「理想と現実」のギャップに苦しみながらも、ブレずに自分たちの形を追求し続けた革新的な時代です。


鬼木達 監督(2017〜2024)は、風間監督が残した攻撃力に、「球際の強さ」や「切り替えの早さ」という勝者のメンタリティをプラス。チームという組織に厳格な規律を植え付け、圧倒的な強さで黄金期を築き上げました。


鬼木監督の終盤、特にここ数年の苦しい戦いを見ると、「長谷部体制になってから急に崩れた」わけではないことが分かります。本当のターニングポイントは2022年シーズンにありました。圧倒的な個の力が海外へ渡り、さらにジェジエウ選手が長期離脱。それでもなんとかギリギリのバランスを保てていたのは、谷口彰悟選手という絶対的な大黒柱がいたからです。谷口選手は単なるディフェンダーではなく、監督の戦術をピッチ上で体現し、周囲を動かす「優秀な現場の中間管理職」でした。彼が移籍して以降、その巨大な穴を埋めきれないまま現在に至っています。


サッカーにおいて、CBはチームの「背骨」です。特にフロンターレのようなパスサッカーでは、最後尾の配球と安定感がすべての起点になります。ここ数年のCB陣の状況を見てみると…ジェジエウ選手の度重なる負傷離脱、車屋選手の怪我と引退、新しい組み合わせの絶え間ない試行錯誤。毎試合のようにCBのコンビが入れ替わってしまう状況では、緻密なラインコントロールやビルドアップの連携が深まるはずもありません。長谷部監督が今直面している「立ち上がりの失点」や「同じミスの繰り返し」も、実はこの「CBが固定できないことによる、ピッチ上の絶対的な安心感とリーダーシップの欠如」が根本的な原因だと言えます。


今のフロンターレに必要なのは、表面的な戦術の変更以前に、チームの背骨となる「新しい守備の柱」をどう構築するか、という組織的な再建です。時間はかかるかもしれませんが、何とかこの産みの苦しみを乗り越えて、フロンターレをバージョンアップさせて欲しいと思います。









川崎フロンターレ、横浜Fマリノスにまさかの0-5大敗【Jリーグ2026】

3月22日、Jリーグの注目カードである川崎フロンターレ対横浜Fマリノス戦は、衝撃的な結果となりました。川崎フロンターレは、ホームでまさかの0-5敗戦。前節の東京ヴェルディ戦では良いフィーリングをつかんでいただけに、サポーターにとってもショックの大きい試合でした。

川崎フロンターレは3月19日に、佐々木選手と大関選手の負傷に関するリリースを発表。さらに前節で負傷交代した谷口選手もこの試合ではベンチ外となりました。丸山選手もコンディションが整わずベンチスタートとなり、守備陣は深刻な人材不足に。


結果として、ユース出身の林選手がプロ初スタメンというサプライズ起用となりました。センターバックは松長根選手とのコンビとなり、ある意味で“賭け”に近い布陣です。試合前から厳しい戦いが予想されていたのは間違いありません。


ゾーンディフェンスを構築するにあたり、センターバックの組み合わせが固定できない状況は非常に厳しく、連携不足が失点につながる大きな要因となりました。補強不足により、若手選手の起用はポジティブながらも、経験不足が露呈し、マリノスの攻撃に対応できませんでした。


試合は序盤から横浜Fマリノスがペースを握ります。さらに、負傷で退いた遠野選手に代わり投入された天野選手が大活躍。マリノスが勢いに乗り、川崎フロンターレは守備が崩壊してしまいました。


0-5の大敗は近年記憶にありません。過去に近いスコアといえば、2022年シーズンの湘南ベルマーレ戦での0-4敗戦ですが、当時は首位を走りながら過密日程での結果でした。今回は状況が異なり、単純に補強不足による選手層の薄さと、それによる戦術浸透や連携不足が浮き彫りになったと言えるでしょう。

今回の敗戦で見えてきたのは、川崎フロンターレの「補強不足」と「選手層の課題」です。負傷者が出た際にカバーできる戦力がなく、若手起用はポジティブながらも結果にはつながりませんでした。


ちなみに、川崎フロンターレが最後にリーグ制覇したのは2021年で、当時は山根、ジェジエウ、ダミアン家長などの外部からの補強組と、三笘、田中、旗手、橘田、脇坂などの若い戦力に、ベースとなる谷口、登里、小林と言った選手達が融合したチームでした。


ただ、当時は最強を誇ったスカッドも、若い選手の海外移籍などで戦力維持ができず、現在に至ります。


川崎フロンターレの根源的な課題は正にそこで、個に依存しないチーム作りに舵を切っているのですが、ベースとなる戦術を浸透させるだけの戦力が整わないので、どちらも中途半端になっている印象です。


そう言う意味では、昨シーズン山田と高井が海外移籍したあたりから、戦力が整わない場合のケーススタディを続けているような印象です。


ただ、百年構想リーグはこのまま走っていくと思われるので、まずは東京ヴェルディ戦で見せたような戦い方をコンスタントにできるようにして、その上で夏の補強で戦術的に足りないピースを埋めるようにして欲しいな、と思います。


一方で、個人的には、風間さんが作り上げた徹底的に個を磨いて、海外移籍するような選手が次々に出てくるようなサイクルを極めてしまえばいいのではないか、と思っています。10代でトップチームに入ってくるのは、海外では当たり前なので、そのレベルの選手を育成し続けつつ、足りないポジションを補強していく、と言うのが、グローバルで見ても、これまでの川崎フロンターレのあゆみも見ても、合理的なのではないきと思っています。











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