先日、東京の書店で買った本がこちら。
浅田次郎『見果てぬ花』(小学館文庫)。
JALの機内誌に掲載されているエッセイをまとめたものだ。
かつてはシゴトで JAL国内線に乗る機会も少なくなかった。
搭乗時の大きな楽しみが、浅田さんのエッセイを読むことだった。
話のおもしろさはもちろんだが、話の展開や文章構成などもとても勉強になり、好きなのだ。
最近では搭乗機会はほとんどなくなった。
それだけに、目にしていない作品ばかりで新鮮である。
いっきに読むのがもったいなく、少しずつ読み進めている。
そして、旅の誘惑に襲われてしまう。
著者(出版社?)の意図に見事に帰するということだろうか。