昨日は1週間ぶりに病院に行った。
指標となる肝臓の数値はさらに悪化していた。
ただ、先週の肝生検で原因もはっきりし、あとはピークアウトがいつかということらしい。
薬も飲み始めている。
体調の実感としてはさほど変わった気はしない。
しかし、今後長引くようなら、今度こそ本当に入院で別の治療になるかもと言われた。
つい1カ月前までは、こんなことになるとは思ってもいなかった。
世は無常だとあらためて痛感しながら、この夏の1カ月が過ぎた。
安静にしているように言われるが、ずっと部屋に籠っているのもかなり疲れてしまう。
病院から帰宅した後、気分転換も兼ねて久しぶりに小御門神社へクルマを走らせた。
昨年の初詣以来、何度も訪れている神社だ。
カーナビは使わずとも行ける成田市内の「名古屋」にある。
苦しいときの神頼み、か。
自分の都合ばかりですみません。
いつものように、人の気配はなかった。
いつも以上に心を込めて「身代り石」を撫でた。
おみくじも引いておく。
凶ありと凶なしの箱があるが、もちろん忖度なしの「あり」に手を入れる。
引いたら大吉だった。
なんだか拍子抜けしてしまった。
健康は「心を引き締めて問題なし」とのこと。
気合いで乗り切れるのなら、それでいい。
病気平癒御守も入手しておいた。
何度かスマホで撮影しようとしたが、風に揺れてなかなかうまく撮れない。
何度か繰り返した後、撮影するのをやめた。
御守は自分の分身であり、自分だけのものだ。
ひそやかに懐にしのばせておくことにした。