黄色い町・イサマル | プリンシペ・オリエンタルのブログ

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誰も知らない元覆面ルチャドール(プロレスラー)“プリンシペ・オリエンタル”のブログです。リングネームだったプリンシペ・オリエンタル=東洋の王子様。しかし、素顔は王子とはかけ離れた男であります。今はプロレスとはまったく関係ない毎日を送っています。

おととい、メリダからイサマル(Izamal)という町に移動した。


メリダで2泊した後、今回の旅はしばらくの間まったく予定を入れていなかった。


前日、我がルチャリブレの師匠との会食時、おすすめと言われた町でもあり、行ってみることにした。


持参した『地球の歩き方』には8行の説明文と写真1枚しか掲載されていなかったが、「プエブロ・マヒコ(魔法のように魅力的な自治体)」らしい。


メリダから東に67kmと遠くないのもいい。




朝、散策を兼ねてバスターミナルに行き、切符を購入しておいた。


ICカード代も含め、往復80ペソ、750円くらいだった。




ホテルをチェックアウトした後、バスターミナルを再訪。


11時発のバスに乗った。


29人乗りのバスだった。


途中でいくつもの町に立ち寄って客が乗り降りする。


1時間半ほどかけてイサマルのバスターミナルに到着した。


遠くなさそうだったので、この日の朝にスマホを使ってエクスペディア経由で予約した「Hotel Rinconada del Convento」まで歩く。


数分で着いた。


まだ12時半過ぎと早かったが部屋に入れた。


玄関前の1号室。




目の前の道の往来の音はするが、部屋はそれなりに快適そうだった。




さっそく町歩きに出る。


この通り、黄色い町なのだ。


アメリカ大陸最古というカトリック修道院。




おしゃれな雰囲気の店に入ってみた。


ここも、もちろん黄色い店だ。


店名は「MARIA33」。


店内には客は誰もいなかった。


ウェルカムドリンクをいただく。


暑い昼下がりにはセルベッサ。


シンプルな味わいのパスタ。


食後にはカフェコンレチェと、


アップルパイのアイスクリーム添え。


好物なだけに満足した。


店のお姉さんはフレンドリーで、とても良い雰囲気の店だった。


奧から紳士も挨拶に現れたが、オーナーシェフだろうか。




のんびり過ごすのによい町だ。










暑さと疲れからか、その日は早々と寝落ちした。




昨日。


遅い朝食はこちらのレストランでとった。


セットメニューがなかったので、アラカルトで朝食だ。


左はパパイヤ盛り、右は炒めたライスと焼きバナナの一品。


オムレツには注文しなくてもトルティージャが付いてくる。


昼間はホテルの部屋でのんびりした。


旅の途中、休養日も必要だろう。




夕方、外に出る。


公園では民族舞踊を練習するグループの姿があった。


フォークダンスが趣味で80歳を超えてもなお現役の母にLINEで報告しておいた。


夕暮れの黄色い町。


夕食はこちらの店でとった。


客は誰もいなかった。


愛想も良くなく、クレジットカードも使えない店。


しかし、ひき肉をチーズで包み、トマトソースととろみが混ざったQueso Rellenoという料理がとても美味しかった。


ライトアップされた修道院を眺めながらホテルに戻った。




今朝。


ホテルのレストランに行ってみた。


吹く風は気持ち良く、修道院も眺められる好ロケーション。


絞る音が聞こえてきたパパイヤジュースが美味しかった。


イサマルの町にもうしばらく滞在してもいいかな、とも思ったが、気ままな旅はさらに別の地へと向かうことにした。