2023年夏奇行⑥〜「ホテルオークラ福岡」に泊まり、呑む | プリンシペ・オリエンタルのブログ

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誰も知らない元覆面ルチャドール(プロレスラー)“プリンシペ・オリエンタル”のブログです。リングネームだったプリンシペ・オリエンタル=東洋の王子様。しかし、素顔は王子とはかけ離れた男であります。今はプロレスとはまったく関係ない毎日を送っています。

福岡では「ホテルオークラ福岡」に泊まった。

 

福岡空港から地下鉄に乗り、約10分。

 

4つめの中洲川端駅で下りた。

 

外は雨のようだが、駅直結で外に出ることなくホテルに着くことができた。

 

初めての宿泊である。

 

ホテル会員プログラム「ワンハーモニー」のポイントが貯まっていたので利用した。

 

10,920ポイントを使っての「ステイアワード」、つまりはタダである。

 

この日はセントレアから福岡への飛行機もマイルを使っての特典航空券利用だったし、おトクな1日となったわけだ。

 

 

 

10階のスタンダードダブルの客室。

 

満室を理由にアップグレードできないことをフロントで詫びられたが、ホテルステイを愉しむつもりもないので問題ない。

 

充分に快適な部屋である。

 

部屋からの眺め。

 

 

枕横の折り鶴、テーブルに置かれた一輪挿しなど、いわゆるオークラ流の心遣いというやつか。

 

 

 

伊東から熱海、名古屋、セントレア、福岡と移動だけの1日だったが、喉も乾き腹も減る。

 

まずは「ラウンジ&バー ハカタガワ」に入ることにした。

 

テーブル席かカウンター席かを訊かれたので、迷わずにカウンター席を希望する。

 

奥まった空間のバーエリアに案内された。

 

先客が一人、バーテンダー氏と静かに語らっているところだった。

 

お邪魔しないよう隅の席でおとなしくする。

 

ウェルカムドリンクのチケットをもらっていたので、生ビールを注文した。

 

その後、ワインとピクルスのセットに移行し、静かに呑む。

 

最初は怖そうだったバーテンダー氏も、たまに話しかけてきてくれて和む。

 

洋食や寿司などもいただけるようで、ここで食事もしていこうかな、と悩む。

 

しかし、せっかくの機会なので、何軒かハシゴしてみたい願望も強い。

 

結局は食前酒のみ、ということで店を出ることにした。

 

「お食事は別のお店にされますか」

とバーテンダー氏に言われた。

 

寿司でも食べようか、という迷いを吐露していたからである。

 

 

 

地下に行く。

 

「寿司 高玉」をのぞくと、予約で満席との貼り紙があった。

 

残念。

 

バーで取り寄せて食べればよかったか、とも思ったが、すぐに別の選択を考える。

 

斜め前にある「オークラブルワリー」に行ってみた。

 

幸いにしてカウンター席が1席空いていた。

 

寿司の志向からワインとタパスのモードに切り替える。

 

 

 

とはいえ、まずは生ビールから始めた。

 

ホテル地下の醸造所で造るクラフトビールなのである。

 

いろいろな物をつまみながら、呑む。

 

ワインは途中で白から赤に替えた。

 

すっかり良い気分。

 

雨が止んだようなので、外に出てみた。

 

あてもなく、夜の街をフラフラと歩く。

 

もう1軒くらいどこかに入って軽く呑みたくなった。

 

博多の街。

 

店は数えきれないほどある。

 

 

 

結局は寿司。

 

こちらの「立喰い寿司処 すし将軍」に入った。

 

軽く、のつもりが、軽くではなくなった。

 

 

日本酒が進む。

 

銘柄はすっかり忘れた。

 

 

 

ホテルに戻る。

 

部屋に帰る。

 

その晩は倒れ込むように眠りに落ちた。

 

 

 

しかし、旅の最終目的地は福岡ではない。

 

翌朝は6時にセットしておいたスマホのアラームで起きた。

 

7時過ぎにはチェックアウトを済ませた。

 

旅はまだ続くのであった。