おとといは「鳴門市ドイツ館」をゆっくり見学出来たので満足し、そのまま徳島駅近くの営業所に直行してレンタカーを返却するつもりでした。
しかし、運転する道すがら、ふと眉山の夕景を見てみようかという気になりました。
徳島空港から6時間契約で借りた車ですが、返却時刻までまだ時間に余裕があります。
そんなわけで、急きょ目的地を変更しました。
細い山道を上ります。
熱海生活が長くなり、狭路、坂道、山道の運転にもかなり慣れてきました。
すでに山のかなたに陽は落ちて、次第に暗くなっていく時間をしばし過ごしました。
このパゴダは徳島県ビルマ会によって建立されたものだそうです。
自分が高校1年生の冬休みに初めての海外独り旅を敢行した先はビルマでした。
親しみと感慨を覚える夕暮れです。
祖父が生前、祖母に宛てたハガキに「ビルマの夕焼けがきれいだ」といったことが書かれていたのを思い出します。
夕景から夜景へと移り変わる頃、山を下ることにしました。