三島で昼呑み

シゴトが休みだった先日、昼呑みを目的に三島に行きました。

夏、昼間の熱海の街はとにかく人が多く、のんびり独り酒をする気にはなれません。

熱海に住むようになり、休日は熱海を脱することが多いという事実。

かつての非日常空間が日常生活と化したということなのでしょう。

熱海駅前の金券ショップで熱海〜三島間のＪＲ回数券のバラ売りを２枚買いました。

普通に買うと片道320円が300円。

ささやかながら、往復で40円の節約となります。

熱海から三島へは２駅。

身近な街です。

熱海ほど喧騒に包まれておらず、沼津ほど寂れていない街というのが個人的な印象です。

裏通りも魅惑的。

しかし、昼呑み出来そうな店はなさそうです。

古い酒屋さんがあったりして、散策自体もおもしろい街です。

ちょいと歩き回った後に入った店はこちら。

「中華飯店のあき」です。

地元民とおぼしき女性グループも昼呑みしていました。

注文したのは毎度のビールと餃子です。

1,080円。

明るい接客で居心地は悪くなかったのですが、なんとなく長居したくなく、これだけで店を出ました。

次をめざします。

２軒目は、同じ通りの並びにあるこちらの店。

「栄楽」です。

「また中華？アホか？」と罵声を浴びせられそうですが、無視します。

そして、注文したのは毎度のビールと餃子です。

「またビールと餃子？バカか？」と罵声を浴びせられそうですが、否定はしません。

コスパはこちらに軍配が上がる結果となりました。

八宝菜と日本酒を追加で注文。

2,250円を支払って店を出ました。

コーヒーでも飲んで熱海に帰ろうかと思ったのですが、三島駅近くで気になる店を発見してしまいました。

「海幸」。

店までのアプローチで期待と不安が高まります。

恐るおそる店の扉を開きます。

店主とご常連然としたマダムがカウンターごしに会話を楽しんでいらっしゃいました。

居酒屋というよりは、スナック？

しかし、飲食メニューは豊富です。

かなり満腹だったのですが、刺身の盛り合わせと冷酒を注文しました。

そして、酒が進むうちに会話も盛り上がり、期せずしてついつい居座ってしまいました。

後から来たお客さんとも話したりして、気分はすっかり深夜。

勧められるがままにカラオケまで歌ってしまいました。

ご本人の許可を得た上で撮影した画像。

店主。

店主とご常連のマダム。

シゴトで落ち込むこともあったのですが、三島の昼呑みで少しは元気になれた気がしました。

熱海への車内、短い時間ですがもちろん眠りに落ちたのは言うまでもありません。