ウシュマルへ | プリンシペ・オリエンタルのブログ

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誰も知らない元覆面ルチャドール(プロレスラー)“プリンシペ・オリエンタル”のブログです。リングネームだったプリンシペ・オリエンタル=東洋の王子様。しかし、素顔は王子とはかけ離れた男であります。今はプロレスとはまったく関係ない毎日を送っています。

昨日はマヤ文明の遺跡があるウシュマルに行ってきました。

「世界遺産」にも登録されています。



ホテルでしっかりと朝食をとってから出発です。

今朝のメインはメキシコ風を注文してみました。
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前日に下見と切符購入を済ませてある二等バスターミナルへは、ホテルから歩いて10分あまり。

出発までは待合室で過ごします。

ここに限らず、公園などでも無料Wi-Fiの環境が整っているため、旅行者には好都合です。

これが切符です。
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出発時刻の10分ほど前にバスが入ってきました。

放送も流れます。

ただし、スペイン語のみです。

二等バスターミナルは外国人を意識していないのかもしれませんが、外国人観光客の姿もちらほらと見受けられました。

カンペチェという街に行くこのバスに乗車します。
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指定された4番の座席は最前列窓側の良席でした。

乗客はわずか12名ほどで出発です。

周りはガラ空きなのに、隣りにはおじいさんがしっかりとやって来て座りました。

他に移る気配もないのですが、顔を見合わせてにこやかに挨拶し合えば、まあいいか、と思えてきます。

日本にまもなく帰ることなどを話しました。

「日本は遠いだろ。何で帰るのか?」

「飛行機です」

バスでは帰れません。

「そうか、飛行機か!飛行機はとても高いところを飛ぶのじゃな?」

「はい。とても高く」



やがて、会話は途切れました。



爪楊枝をくわえた運転手がバスを走らせます。
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すれ違うバスとは他社のバスでも挨拶するのは珍しくはありませんが、トラックとも挨拶しているのはおもしろいと思いました。

大型自動車同士、通じるものがあるのでしょうか。



1時間20分ほどでウシュマルに到着しました。

バス停があるわけではありませんが、下ります。

広い道路から横道へ入って少し歩くと、遺跡の入り口が見えてきます。

この画像のさらに奥へと歩きました。
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2枚のチケットを買い合計213ペソ、約1,240円を支払って遺跡エリアに入りました。

歴史的なことや詳細についてはここでは省略し、ダイジェストで紹介します。

まずは「魔法使いのピラミッド」が正面に現れます。
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あちらこちらで、ガサガサと動き回る彼ら。

最初は驚きました。
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動物に詳しくないのでわかりませんが、何者なのでしょう?

高さ30mの「グラン・ピラミッド」から見下ろした景色です。
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緑の中に遺跡だけが点在している環境です。

上りは怖くないのですが、下りはかなり怖いです。
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下から見ると、かなり急なのがわかります。
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「鳩の家」という、使途不明の建物です。
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「球戯場」に残る石の輪のレリーフ。
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この石の輪に球を打ち込むと勝ちだったそうです。

こちらは「尼僧院」です。
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人か、あるいは神か?
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遺跡内は2時間ほど歩き回りました。

わりと静かで、ゆっくりと見学出来たので満足です。

遺跡入り口の建物内にあるレストランで遅い昼食をとりました。

クラブハウスサンドイッチとコロナビールです。
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メリダに戻るバスは15時に通るとのことで、10分ほど前にはバス乗り場と思われる場所に行きました。

すでに何人もの先客の姿がありました。

15時を過ぎますが、バスは来ません。

たまに車の音が近づく度に、皆一斉に顔を上げますが、すぐに失望とため息に変わります。

これも、ツアーではなくローカルバスの宿命です。



結局、待つこと1時間。

15時50分頃にバスはやって来ました。

ウシュマルからの乗客は15名ほどおり、車内はほぼ満席となりました。



歩き疲れから、いつしか他の多くの乗客と同じように眠りに落ちたりもしました。



17時を回り、メリダに戻って来ました。

いかにも旅らしい1日を過ごせたことに満足しつつ、夕暮れの街をホテルへと歩いて帰りました。