転居の時が目前に迫ってくると、「最後の」という形容詞をつけるにふさわしい行動が多くなってきました。
厳密には、東京在住時の転居前においての「最後」ということがほとんどです。
しかし、人生の中で、区切りや節目は大切なことだと思います。
「シゴト納め」「年度末」「大晦日」と同じように、今の状況における多くの「最後」を味わいたい、という気持ちも強くあります。
今宵は、呑み仲間のYと新宿の「まつ」で呑みました。
しばしば登場する「Y」と「まつ」の組み合わせですが、この「黄金コンビ」も、転居前「最後」ということになりそうです。
来月以降も、時折は訪れるであろうことはわかっています。
しかし、ごくありふれた日常のひと時として、今宵が「最後」。
この店で、どれだけ「辛丹波」の瓶を空にしたことか。
当然、「最後」の夜も空き瓶が増え続けたのでした。