台風は去っても、秋雨前線が活発な活動をしているようで、きょうも鹿児島は雨。
たまに止んだかと思えば、突然激しい雷雨になったり、と観光には最悪の空もようでした。
宿でのんびり過ごすのも悪くはないのですが、せっかくの貴重な時間なので出かけることにしました。
鉛色の空と暗い海の傍らを走りました。
まず訪れたのは、山川砂むし温泉「砂湯里」です。
砂むし温泉は指宿が有名で、立派な施設もありますが、こちらはローカルでのんびりした雰囲気です。
客は誰もいませんでした!
更衣室から撮影したので鮮明ではありませんが、ここで15分ほど砂に埋れ、身体がポカポカになりました。
これまた素朴な雰囲気の浴室で砂を流します。
かけ流しの温泉で、かなり気持ちよいです。
その後、開聞岳をめざしました。
実は、今回の旅では天気がよければ開聞岳に登るつもりでした。
靴などの装備品も準備して、事前に宿に送っておいたのですが、無用の長物になってしまいました。
頂上付近は厚い雲に覆われています。
登山はしないまでも、せめては近くまで行こうと、開聞山麓自然公園に行ってみました。
入園料350円を支払って、クルマでどんどん登っていきました。
まずはトカラ馬と出会えました。
一応、クルマで行ける最奥地点が開聞岳の3合目のようでした。
この先の暗い道が登山道のようです。
次回の目標が、また一つ出来ました。
眼下の眺めです。
天気が良ければ、さぞかし絶景なのだろうと思います。
山を下り、再び山川の町へ戻ります。
JR山川駅前にある旅館兼食堂に入りました。
典型的な駅前旅館です。
海を眺めながら、野菜あんかけちゃんぽんをいただきました。
きょうも天気に恵まれない一日でしたが、趣ある旅をしている実感はありました。
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