昨日の続きでございます。
しかも、昨日以上に長い
みなさんのコメントで”状況を楽しんでる”って
はい、楽しんでますよ。
楽しむ場合じゃ無い方が大半なのも知ってるので
不謹慎かもしれませんが・・・・
しかも、丸くなったと言われます。
（って、腹とか顔って思った人、素直にモニターの前で挙手
）
そして、歳のせいか立たなくなりました。
（って、こっちは腹ですよ。違うことを考えた人 パンチ
）
ど～～せ、先の見えてる我が人生。
時間の許すときは、楽しまなきゃね。
どんな先かって？
そりゃ、秘密だよん。
ただ・・・
悲観的に準備して、楽観的に対処せよ
危機管理の道に目覚めさせてくれた方のお言葉です。
さてと。
ついに機から降ろされるという、前代未聞の経験をするわけですが
そんなに急いでも仕方がないので、みなさんが降りるのを
ちょっと見てました。
ＮＷのクルーさん、声を掛けてるんですよ。
ソーリー
ごめんなさい
なんだか、可愛そうでした。
飛べなくて待たされてるのは彼女たちも同じ。
はい、ストックホルム症候群
に罹りやすいのは私です。
特に女性相手の場合い、その確率は数百倍に跳ね上がります。
で、こんな時の為に覚えた（訳では無いと思うが）
Take your timeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!
炸裂！
もちろん、にこっとしながらですよ。
相手も、ちょっと驚きながらも笑ってくれますから。
降りながら、トランジットのカードをくれました。
配ってる人が、なにも言わずに２枚くれたので貰いました。
５ｍほどして、呼び止められました。
”お客様、こちらとご一緒では無いのですか？”
振り向くと、見ず知らずのご婦人とお子さん。
”違いますけど？”
”カードを１枚、お返し下さい”
正直言います。
この時の係員の顔つき・物言い。
叩き殺してやろうかと思いました。
”あぁ～。てめぇ～が、勝手に渡したんだろう？？えっぇ？？”
でも、ここはグアム便のお客さんがたくさん。
もしかしたら、サイトを見てくれてる人もいるかもしれない。
なによりも、私を止める心の天使が
””殿中でござる・・殿中でござる””
素直に、返しましたさ。
でもね、”もしかしたら弁当２個Ｇｅｔって思った”なんて
口が裂けても言えませぬ。
でね、機外に出てしたことは
オンワード東京事務所に電話
レンタカー屋さんに電話
自宅に電話
以下・・内緒
トランジットのカードを胸に挿しているので
免税店で買い物しても、とっても便利。
”あっ、ＮＷ２４の方ですね”
”あれぇ～、わかりますぅ～
”
私がレジを選ぶ基準は、ご想像にお任せしますけどね。
お話しのチャンスですよね。
後ろに人が並んでないのを確認して
”そう、「ターミナル」みたいな状況ですよ”
”じゃあ、住んじゃいます？”（ノリが良いじゃん）
”うん、カート返したら１００円、出るかな？”
”出ないんですよ（笑”
”じゃ、壁を作り替えたら見に来てね！”
”はい、行きますよ”
我ながら、馬鹿やってるよね。
暫くしたら、お弁当配布の時間。
貰いに行きましたよ。
今日のお弁当は何かなか～～って。
そしたら
鮭にしますか？ウナギにしますか？
てぃきん ぷり～～ず がインプットされてる私には
新鮮な選択肢。
鮭かウナギですよ、鮭とウナギ。
ＵＳ牛丼か中国の鳥飯くらいのひねりが欲しいよね。
”ウナギをお願いします。”
こんな時も、みょうに丁寧です 私。
”熱いので、お気を付け下さい。”
”お飲み物はウーロン茶にしますか、オレンジジュースにしますか？”
まあ、選べる方が良いという事なのでしょうか
オレンジジュースを飲みながら、ウナギ弁当を食べる気にはねぇ。
まあ、無難にウーロン茶にしましたが
居ました、ココにも剛の者が。
”ビールは無いの？”
”はい、オレンジジュースかウーロン茶でございます”
”ビールは無いんだ”
イギリスの女王さま、私に「殺しのライセンス」下さい。
でもね、このウナギ弁当がなかなか旨いのよ。
でも、昨日も書いたけど
”味はよいのだよ、味は。問題は量なのだよ”
お箸で４分割して、食べ終えました。
で、さて片付けに行こうかと思ったら
なんだか、見たことの有るような人たちが同じ弁当を持って。。
えぇ～～～、クルーも同じ弁当を食べるの？
ちなみに、食べ終えた容器は近くのゴミ箱ではなく
配ってくれたところに持っていきましょう！
この時、”ごちそうさまでした”は日本人の心意気です。
こんな事をしていると、アナウンスが。
”ノースウェスト航空２４便でグアムへご出発の皆様”
うん、おいらのことだ。
”成田からパーツが届きました。”
そりゃ、良いことだ。
”定刻より早く、皆様を機内にご案内させて頂きます”
おひおひ、定刻ってのはなんだい？
そっか、修正した時間も定刻って言うのね。
間違いでは無いけれど、使う場面が違う気がするよね？
”ビジネスクラスのお客様から機内へと誘導させて頂きます”
まあ、マニュアル通りなんだろうね。
君たちは、”気を逆なでする”という言葉をご存じかね？
４時間前の再現がスタートしました。
今度は飛べるかな？
今度は何が起きるかと、多少 期待はしてました。
でも、問題なく飛んじゃいました。
暫くして、機内食の配給がスタートしました。
念願の
てぃきん ぷりぃ～～ず
が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なにも言わずに置いて行くでは有りませんか？
おぉ～～～い、
ふぃしゅ おあ てぃきん は？？
前回のＣＯの
スクランブルエッグ おあ ちゃ～～はん？
これにもぶっ飛びましたが
選べないのか
おれは、この為だけに何時間も待っていたのだよ。
この瞬間の為に、待っていたのだよ・・・・・・。
込み上げる物が有りましたが
”some drink?”
この一言で現実に戻りましたさ。
だって、次の段階だもん。
この先の一連の流れは
"coffee please"
"Do you need sugger and milk?"
"No Thank you.Just Black"
だもんね。
で、もちろん
"coffee please"
コーヒーが来た。
ちょっと、ワクワク
次に来たのは・・・・
そっぽ向きながら、砂糖と粉末ミルク ・・・って
何のための、”英語でしゃべらナイト”だったんだ？
良いよ、良いよ、お代わりしてやる。
お代わり来ました。
結果は・・・・・・・・・・玉砕・・・・・・・・・・・
使わなかった２組の砂糖と粉末ミルクは
丁寧に頂いて帰りましたさ。
（書いてて思った、、乳製品 持ち込んでる ごめん）
で、モニターで映画を見ながらぼっけ～～と過ごし
無事に３時間ほどのフライトが完了。
そんな時におきまりのアナウンス。
”当機はまもなくグアム国際空港に到着いたします”
うんうん
”定刻よりはやっ・・・・到着が大幅に遅れました事を云々”
もう、失笑するしかないよね。
定刻ならね、とっくに遊んでるんだよ きみ！
まあ、無事に着いたから良いよ。
次は、まともに飛んでくれたまえ。
＝でも、最後に一言だけ言わせて下さいね ＮＷ様＝＝
最初の搭乗の時、私の隣の席にご家族が乗っていました。
そのご家族が再搭乗の時にはいらっしゃらない。
機内全部を確認したわけでは無いのですが
状況からキャンセルされたのだと思います。
お子さんの我慢の限界だと、降りるときに言われてたのが
印象的でした。
見た感じ、ちょっと障害のあるお子さんのようでした。
一大決心での旅行だったのではと想像します。
天候不順は仕方がない。
運行規定なのか、ルールなのか知らないけれど
何時間も機体を遊ばせていて、いざ出発って時に
壊れてるだとかパーツが無いとか納得できないよね。
偶然が重なって不可抗力な部分があるのでしょうが
楽しみにしていた家族旅行を、自分たちの落ちで無く
キャンセルしなければならない人々の気持ちがわかりますか？
あなた方は飛行機を飛ばして人と物を運んでるだけでは
決してないと思いますよ。
言葉にするのもは、ちょっと照れるけど
夢
みんなのワクワク感や楽しみを一瞬で奪い去ったんです。
この事をどのように感じているのでしょうか？
旅行規定からして、きっとあのご家族は自己都合による
当日キャンセル扱いなんでしょうね。
このことに関してだけは、笑っていられない気持ちです。
＝＝＝以上＝＝＝