こんばんは。

ご覧頂きありがとうございます😊

 

本日も想像力と547の発掘良品というシリーズをお送りしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

本シリーズの概要はコチラ

 

 
前回までのまとめ

 

前回までにご紹介させて頂いたのはTSUTAYA発掘良品でセレクトされていた1~210までの作品。

 

★製作国での分類 ( )は前回追加分

 

アメリカ映画       164作品 (+3) 
イギリス映画       013作品 (+1)
香港映画         007作品
米・英合作映画      003作品 
フランス映画       003作品 
伊・西合作映画      002作品 
スウェーデン映画     002作品 
イタリア映画       001作品 
伊・西・西独合作映画   001作品 
伊・仏合作映画      001作品 
伊・米合作映画      001作品 
英・伊合作映画      001作品 
西独・英合作映画     001作品 
仏・米合作映画      001作品 
独・米合作映画      001作品 
スペイン映画       001作品 
スイス映画        001作品 
西ドイツ映画       001作品 
香港台湾合作映画     001作品 
イラン映画        001作品 
英仏合作映画       001作品 
英仏マケドニア合作映画  001作品

ベルギー仏独合作映画   001作品 (+1)

 

★公開年での分類 (計210作品)

 

1940年代 000作品 
1950年代 005作品 
1960年代 018作品 
1970年代 061作品 (+1)
1980年代 044作品 (+1)
1990年代 064作品 (+3)
2000年代 018作品 

 

★allcinemaのジャンル分類(重複あり)

 

ドラマ       077作品 (+3)
サスペンス     059作品 
アクション     035作品 (+1)
コメディ      030作品
犯罪        030作品 (+1)
ロマンス      015作品 (+1)
西部劇       012作品
SF        011作品
ミステリー     010作品 
スポーツ      007作品
ホラー       006作品 
アドベンチャー   005作品
ファンタジー    006作品 
戦争        004作品 
ミュージカル    003作品
パニック      003作品
ファミリー     003作品
ギャンブル・賭博  002作品
青春        003作品 (+1)
音楽        004作品 (+1)
歴史劇       003作品 
伝記        002作品
任侠・ヤクザ    001作品
料理・グルメ    001作品

エロティック    001作品 (+1)

 

★私の分類(重複あり)

 

人生哲学        077作品 (+3)
サイコ         025作品 
社会不信        023作品 
群像劇         017作品 
スーパーエージェント  011作品
法廷劇         008作品
奇妙な愛        007作品 (+1)
女性の人生       006作品
テロリストとの対決   005作品
モノクロ        005作品
デストピア       006作品 (+1)
戦争の現実       006作品 
プリズンブレイク    004作品
マカロニ・ウェスタン  004作品
ワンカット       002作品
ユニーク        002作品
コミカルホラー     002作品 

 

という結果になっております。

 

生成AIによる「ベルベット・ゴールドマイン」のように

グラムロックを歌うモルモットの画像

 


 

本日ご紹介させて頂くのはTSUTAYA発掘良品の第28弾と第29弾でセレクトされていた211~215までの5作品になります。

 

作品No.211 クリスマス・ツリー (1969)

(原題 L' ARBRE DE NOEL フランス映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : ファミリー ドラマ

私のジャンル分類 : 人生哲学

監督 : テレンス・ヤング

 

冒頭の展開
 

・主人公はパスカルという利発な11歳の少年。パスカルは夏休みをコルシカ島で父のローランと過ごしていましたが、パスカルが海水浴をしていた時に上空で飛行機が墜落し、搭載されていた核弾頭が爆発して被ばくしてしまいます。

 

・飛行機が墜落した時に潜水していたローランは被爆を免れますが、閃光を直接浴びてしまったパスカルは具合が悪くなり、病院で診察した結果、重度の被ばくによって白血病となってしまい、余命半年だと診断されてしまいました。

 

・夏休みから半年という事は、パスカルのタイムリミットはクリスマスまで!!
 ローランは嘆き悲しみますが、せめて最後の半年をパスカルと一緒に過ごしたい望み、パスカルには余命宣告を受けている事を知らせず、自分の都合だと言って地方にある別荘で暮らす事にしたのです。

 

パスカル、もうすぐ体も良くなるぞ。

大きなクリスマスツリーを飾って

プレゼントを用意しよう!

 

★一口ポイント 父子だけでバカンスに出かけ、子供のパスカルだけが被ばくしてしまった事を知ったローランは、余命半年のパスカルのために、できる限りの夢をかなえてあげようとします。
 死を悟らせずに過ごさせたいローランと、自分の死を知っていながら語らない利発なパスカルは、お互いを思いやりながら最後の日を迎えるのです…

 

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作品No.212 ヘザース/ベロニカの熱い日 (1989)

(原題 HEATHERS アメリカ映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : サスペンス 学園 コメディ
私のジャンル分類 : 人生哲学
監督 : マイケル・レーマン

 

冒頭の展開

 

・主人公のベロニカは、高校という理不尽なシステムに不満を抱きながらも通学している女の子。そんなベロニカは、校内で女子の支配階級として君臨しているヘザースというグルーブに所属していましたが、ヘザースは裕福で美形のヘザーという名の女子3人が集まったて作ったグループ名で、ベロニカはヘザーズたちのパシリのような存在でした。

 

・先生たちの覚えも良いヘザースですが、彼女たちの性格は傲慢で残忍!
 ベロニカには他者の筆跡を真似するという特異な才能があり、ヘザースはその才能に目を付け、様々なニセ手紙を作らせて立場の弱い子たちを弄んでおり、そんなヘザーズたちを嫌悪していたベロニカも、もし関係を断てば自分がいじめのターゲットになる事を理解しており、ヘザーズに付き従って学校生活を送っていたのです。

 

意地悪なヘザーズたちを嫌悪しながらも

彼女たちから別れられないベロニカ。

 

・けれどある日ベロニカの高校に、高校というシステムを完全に無視して行動するJDという男の子が転校してきました。JDは、転校早々彼にマウントを取ろうと因縁をつけてきたスポーツ系の男子たちに向かって銃を構えて引き金を引いたのです!

 

「転校生いじめ」というシステムを

あっさり破壊したJD!

彼は高校生活の救世主なのか?

 

★一口ポイント 故意にいじめっ子のヘザーの一人を死に至らしめてしまったJDは、例えヘザーが一人死んだとしても、学校という場所がある限り、次のいじめっ子が生み出され続ける事に気づき、学校というシステム自体を破壊してしまおうとベロニカに呼びかけます。
 確かに学校は閉塞した歪んだ社会。けれどだからと言って破壊して良いのでしょうか?
 本作で提示されたテーマに答えを出すのは観客である私たち自身なのです。

 

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作品No.213 ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン! (2007)

(原題 HOT FUZZ 英仏合作映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : アクション コメディ 犯罪

私のジャンル分類 : スーパーエージェント

監督 : エドガー・ライト

 

冒頭の展開

 

・主人公のニコラス・エンジェル巡査は、何をやらせても完璧なスーパー警察官でしたが、優秀するぎるニコラスと一緒に働く同僚や上司にとって、自分と比較される優等生はいなくなって欲しい存在でした。

・これ以上ニコラスの評価が上がらないようにしようと画策した警官たちは、イギリスで一番平和な街として「ヴィレッジ・オブ・ザ・イヤー」に表彰され続けているサンドフォードという町が警察官補充を要請した時、満場一致でニコラスを推挙し、彼をサンフォードに追いやってしまいました。

 

・サンフォードで着任したニコラスですが、仕事といえば迷子の白鳥の捜索など、ほのぼのとしたものばかり。調子が狂いっぱなしのニコラスでしたが、街の生活に慣れてくると、住人達の不審な行動が目に付くようになります。子供が行方不明になっても、いつもの事だと笑って捜査しなかったり、とてつもない大惨事で人が死んでも、ただの事故としか扱わない地元警察と街の住人達の行動に疑問を抱いたニコラスは、サンフォードで唯一自分を慕ってくれているダニーと共に、町の秘密を暴こう捜査を開始したのです!

 

アヒルの捕獲より重要な任務!

それは町の秘密を暴くことでした。

 

★一口ポイント 本作は「ベイビードライバー」の大ヒットで名監督の仲間入りをされたエドガー・ライト監督の出世作。
 そんな本作は、様々な刑事映画にオマージュを捧げつつ、イギリスのコメディ映画のバカバカしさを満喫できるっしい大爆笑バディ・ムービーとなっているのです!

 

発掘良品でもセレクトされている

「ハート・ブルー」と全く同じ

胸熱シーンもあるのです!

 

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作品No.214 ショーン・オブ・ザ・デッド (2004)

(原題 SHAUN OF THE DEAD イギリス映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : ホラー コメディ

私のジャンル分類 : コミカルホラー

監督 : エドガー・ライト

 

冒頭の展開

 

・【前提】本作はエドガー・ライト監督のデビュー作であり、ゾンビ映画の金字塔として知られるジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」という作品のパロディ。「ゾンビ」の原題は、DAWN OF THE DEAD(ゾンビの夜明け)ですが、本作の「ショーン」という単語の意味は人名なので、ショーンという名のイギリス人を主人公にしたゾンビ映画です。

 

・主人公のショーンは友人のエドと自堕落な共同生活を送っているダメ青年。毎日エドとビールとゲーム漬けの日々を送っているショーンは、ロンドンにゾンビが蔓延し始めても全く気付かず、気が付いた時には家の周囲をゾンビに囲まれてしまいます。

 

・家にゾンビが侵入した事で、ようやく事態の深刻さに気付いたショーンとエドでしたが、「ゾンビ」のようにショッピングモールに立てこもるのではなく、近くのパブに立てこもって、誰かがゾンビを退治してくれるまでビールを飲んでやり過ごそうというと考えたのです!

 


事態が収まるまでパブで乾杯!!

 

★一口ポイント ホット・ファズと同じくエドガー・ライト監督作品の本作は、ゾンビ・ムービー&イギリス・コメディ!
 サイモン・ペックとニック・フロストのコックニー(ダメなイギリス人)コンビは、ゾンビ禍のロンドンでも籠城場所にパブをセレクトするようなダメ人間ですが、そんな二人の友情はゾンビ映画ラストをホッコリとさせるのです!

 

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ここから第29弾

 

作品No.215 パリ、テキサス (1984)

(原題 PARIS, TEXAS 西独仏合作映画)

 

allcinemaさんのジャンル分類 : ドラマ

私のジャンル分類 : 人生哲学

監督 : ヴィム・ヴェンダース

 

冒頭の展開

 

・【前提】映画の冒頭、背広姿の男が誰もいないテキサスの荒野を一人で歩いています。本作は、その男に何があったのかを描いてゆく映画です。

 

荒野に背広姿の不審な男。

 

・荒野の一軒家にたどり着いた男は無言で昏倒してしまいますが、持ち物からトラヴィスという名である事が判明し、弟のウォルトは驚いて連絡先へと向かいましたが、トラヴィスは声を発する事もできず夢遊病者のようにフラフラと歩き続けていたため、ウォルトは自分の家があるロサンゼルスへとトラヴィスを連れてゆく事にします。

 

・かつてトラヴィスには愛妻ジェーンと小さな息子のハンターがいましたが、ある日ジェーンが家を出ていった後にトラヴィスが行方不明となってしまっていたため、ハンターはウォルトに引き取られ息子のように育てられていました。そんなハンターと再会したトラヴィスは、ほんの少し人間らしい感情を取りもどしていったのです…

 

かつてウォルトが撮影した8mmには

楽しそうなトラヴィスの家族の姿。

彼らに一体何があったの?

 

★一口ポイント まるで幽霊のようにガリガリに痩せこけたトラヴィスは、目的もなく歩き続け遂には行倒れてしまいました。
 彼は何者なのか?彼の身に一体何があったのか?
 本作は、魂を失うくらい辛い経験をした男性の喪失感を描きながら、同時に、そんな喪失感から立ち直る瞬間を描いた"過去に他者を傷つけた過去がある男が涙する映画"なのです。
 

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という訳で次回は発掘良品第29弾と第30弾のラインナップから

 

作品No.216 ベルリン・天使の詩

作品No.217 愛人/ラマン

作品No.218 死刑台のエレベーター

作品No.219 フェリーニの8 1/2

作品No.220 1900年

 

という5つの作品のアーカイブをしてみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします😘

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

どうぞよろしくお願いいたします。