こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/






本日も
 
想像力と
発掘良品の発掘
第八弾


というテーマで

ラスト・オブ・モヒカン



という映画をご紹介したいと思いますので

どうぞよろしくお願いいたします。





カチンコ 最後の映画じゃないよ カチンコ


本作はタイトルから想像すると

 

ネイティブ・アメリカンのモヒカン族が全滅する

 

最後を描いた作品みたいですが

 

原題のThe Last of the Mohicansというのは

 

モヒカン族の最後の一人

 

という意味。

 

 

 

 

 

モヒカン族の最後と、モヒカン族の最後の一人では

 

イメージがかなり異なりますね…

 

(-"-;A

 

 

 

 

 

 

本作は、義のために戦い

 

家族を失い最後の一人となってしまった

 

哀しき戦士の姿を描いた

 

ハードボイルドな展開の映画なのです。

 

 

 

 

 



カチンコ アバウトなストーリー カチンコ


「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば

本作の解説は以下の通り


1825年に発表された、

ジェームズ・フェニモア・クーパーの小説

『モヒカン族の最後』を原作に、

18世紀、建国前夜のアメリカ東部を舞台に、

インディアンに育てられた白人青年と、

イギリス人大佐令嬢の愛を描く歴史ドラマ。

 

監督・脚本・製作は

「刑事グラハム 凍りついた欲望」の

マイケル・マン。





おおっ!

 

 

 

マイケル・マン氏と言えば

 

本シリーズの第三回でご紹介させて頂いた

 

ザ・クラッカー 真夜中のアウトローの

 

男泣きハードボイルド監督!

 

↑引退して愛する人との暮らしを望んでいだ男が

否応ない戦いに巻き込まれていく

ザ・クラッカー 真夜中のアウトロー

 

音譜ザ・クラッカー 真夜中のアウトローの回はコチラ音譜

 

 





愛のために戦いの世界から

 

身を引こうと決意していた凄腕の男が

宿命の戦いに巻き込まれて

 

盟友を殺されても、任務を果たそうとするのが

 

マイケル・マン監督のテイスト!

 

↑引退して愛する人との暮らしを望んでいだ男が

否応なく戦いに巻き込まれていくヒート。

 

 

 

 

 

 

本作は、アメリカの開拓時代に

 

モヒカン族に育てられた白人ホークアイが

 

米仏の代理戦争に巻き込まれ

 

コーラという愛する女性を守るために

 

白人を憎むネイティブ・アメリカンの別種族と

 

命を懸けて戦う映画。

 

↑愛する人との暮らしを望んでいた男が

否応なく戦いに巻き込まれていくラスト・オブ・モヒカン!





アメリカに侵略したヨーロッパ人は

 

身勝手に土地を占拠し

 

その過程においてネイティブ・アメリカンを

 

迫害していました。

 

 

 

 

イギリス人によって愛する家族を殺された

 

ヒューロン族のマグアは

 

イギリスに復讐するためにフランス軍に協力し

 

攻防戦に敗北して

 

砦から撤退したイギリス軍の岐路を襲い

 

大虐殺を開始します!

 

↑名誉ある撤退をしていたはずのイギリス軍は…

 

↑マグア率いるネイティブ・アメリカンに襲われて

 

↑なすすべもなく虐殺されていきます!

 

 

 

 

 

イギリス軍指揮官のマンロー大佐は死亡し

 

同行していたマンローの2人の娘にも

 

命の危険が訪れます!

 

↑勝気な姉のコーラは気丈に戦いますが

妹のアリスはパニック状態あせる





ん?

 

 

 

 

こんなピンチの時に

 

ホークアイは一体何をしていたの?

 

 

 

 

なんとホークアイは

 

マンロー大佐に逆らって怒りを買って

 

囚人にされていたのです!

 

↑コーラと別れ別れになっていたホークアイ。

 

 

 

 


けれどコーラが襲われて

 

黙って見ているホークアイではありません!





ホークアイは囚人にされた事を恨みもせず

 

彼を育てたモヒカン族の父子と共に

 

絶望的な戦いの中で

 

コーラとアリスを救うために突撃したのです!

 


↑助けなくては!

 


↑助けなくては!!

 


↑助けなくては!!!





さて、男気溢れるホークアイは

 

果たしてコーラたちを救えるのでしょうか?

 

 

 

 

 

そして、モヒカン族最後の男となるのは

 

一体誰なのでしょう?

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑銃の名手であるホークアイは

走りながら2丁の銃で敵をなぎ倒しまていきます!

これぞマイケル・マンのバトル!

 

 

 

 

 

カチンコ 消えゆくアウトローたち カチンコ

 

 

 

マイケル・マン監督の描くのは

 

戦いの虚しさを知りながら

 

戦わざるを得ない状況に陥る男たち!

 




彼らは自分自身で

 

俺たちの時代は終わりだと自覚していますが

 

そんな彼らに襲い掛かる

 

新時代の狡猾な支配者と戦うために

 

彼らは武器を取って戦います。

 

 

 

 

そう。

 

 

 

 

 

男とは不器用で哀しい存在。

 

 

 

 

 

例え戦いの先が闇だったとしても

 

戦う事しか゛きない男は

 

己の全てを捨ててでも戦う事を選ぶのを

 

躊躇しないものなのです…

 

↑たとえマグアを倒したとしても

時代は止められず

ネイティブ・アメリカンが滅亡していく事は

ホークアイも自覚しています。

 

けれど、そんな状況だからといって

戦い放棄できないのが本物の男なのです…

 

 

 

 

 

 

という訳で次回は

 

悪魔の存在意義

 

というテーマで

 

ディアボロス

 



という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。






ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

合格おまけ合格

 

①アメリカ開拓時代における

スペインとの確執の果ての愚行を描いた映画に

興味がある方へ…

 

音譜アラモ(2004年版)の回はコチラ音譜

 

 

 

②忘れ去られたネイティブ・アメリカンの

禁忌を犯してしまった映画に興味がある方へ…

 

音譜ポルターガイストの回はコチラ音譜

 

 

 

③開拓時代の白人商人の

命懸けの脱出劇に興味がある方へ…

 

音譜レヴェナント:蘇えりし者の回はコチラ音譜