こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と幽霊奇譚
というテーマで
ポルターガイスト
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
幽霊たちは一体どんな場所に
棲息しているのでしょう?
ホラー映画における
幽霊たちの主な生息場所といえば…
①墓場や事件現場のような
呪われた土地
②呪われた家や呪物
③人間の体内や心の中
④幽霊の噂や伝説の中
などではないかと思われます。
ですのでこれから数回は
幽霊たちの生息場所を舞台にした映画を
ご紹介させて頂ければと思います
ヽ(=´▽`=)ノ
このシリーズで
本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。
推薦理由①
身に覚えのない怪異に
遭遇した場合でも
原因がある可能性がある事が
理解できる映画だから
本作をご覧になっていない方でも
何も映っていないテレビを
じっと見つめている少女の映像は
ご存知だと思います。
↑放送終了後のテレビに近づき…
↑テレビと会話するシーンは有名ですね!
このシーンの印象だけですと、本作は
何かに憑依されてしまった
少女の映画
に思えるかもしれません。
けれど、このシーンは
映画がスタートして5分後の映像!
彼女は別に憑依された訳ではなく
彼女を呼ぶ声を聴いて
テレビに近づいていっただけなのです!
↑彼女が近づくと、テレビから手が!!
ですので彼女は劇中でも
ごく普通に家族と会話をしていますし
憑依される事もありません。
↑後に怪異に襲われた際にも
憑依されていないので普通に嫌がっています!
では、なぜ彼女に
謎の声が聞こえたのでしようか?
その原因が分からないからこそ
彼女の両親は、家で頻発する怪異に悩み
苦しんでいくのです!
↑少女が怪異に出合った後
家では不思議な事が頻発していきます!
あっ。勝手に椅子が!!
最初は面白がっていた母親ですが
ある晩、少女の兄が怪異に襲われ
兄を助けているうちに
少女は子供部屋のクローゼットの中に
吸い込まれてしまったのです!
↑庭に植えてあった不気味な木が
突如、少年を襲います。
↑けれど、それは怪異による罠でした!
少年を助けるために両親が必死になっている間に
少女は消え去ってしまったのです!
少女を飲み込んだ怪異は本性を現し
両親は、子供部屋にすら入れなくなります!
↑クローゼットどころか
子供部屋の中にさえ入れません
だとしたら警察に連絡したら?
…えっと、実は父親には
そうもいかない事情があったのです!
↑少年を助けた後に
娘がいなくなった事を知り、愕然とする家族。
実は、彼が住んでいる家は
彼の会社が売っている新興住宅地の一軒。
腕の良いセールスマンの父親は
この新興住宅地の4割を売っていたのです!
…自分が売った住宅地が
怪現象付きでしたとは言えませんよね。
だから家族は、警察ではなく
超心理学の研究者たちに
娘の救出を託すことにするのです。
↑研究者たちも
こんな激しい怪現象を目撃するのは初めて!
なによ、これは!!!
さて、消えて知った娘は
一体どうなってしまったのでしょう?
そして、この家族は
娘を救出できるのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑家族が飼っている犬も
何かがいる事は分かっているようです。
ああ。どうすればいいの…
本作を観る楽しさを奪わないよう
怪異の原因を解説するのは
差し控えさせて頂きますが
少しだけヒントを書かせて頂きますと
映画の前半で
家族が飼っていた小鳥が死んでしまった時
母親は小鳥の死骸を
トイレに流してしまおうとします!
↑死んじゃったから、流しちゃいましょう!
娘に見つかったために
小鳥は箱に入れて埋葬されるのですが
その埋葬された場所も
翌日はプールのための穴を掘るために
土をひっくり返されてしまいます。
…トイレに流すのも
埋葬した場所をひっくり返すのも
良い事とは言えませんね
(-"-;A
彼ら家族は
死に対して敬意を払っておらず
死んだらそれまで。
という感覚を持っているようなのです。
そして、もし現代人の多くが
彼らと同じように
死者に対する敬意を忘れているのなら…
本来、安らかに眠れていた死者も
目覚めてしまうかもしれないのです!
推薦理由②
死を軽んじるならば
その結果は
享受しなくてはならない
↑死者に敬意を持たない世代には
死者も優しくは接さない!
では、死者を軽んじる世代には
悲劇しかないのか?
いいえ。
そんな事はありません。
死者に想いが生じたとしたら
生者は、死者を上回る想いを持つことで
死者に抵抗できるかもしれないのです!
死を敬う事を別れたとしても
家族を愛する想いがあり
自分の危険を顧みずに行動できるなら
人間まだ、死者に抗えるかもしれないのです!
↑絶望の中を走れ!娘を救うために!!
と言う訳で次回は
忌わしき土地の誘惑
というテーマで
悪魔の棲む家
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑ちなみに先ほどご紹介させて頂いた
何故か長くなっていく家の廊下を走るシーンは
故今敏監督の「パプリカ」という作品において
引用されていると思われます。
↑印象的な映像というものは
次世代に引き継がれていくものなのですね
ヽ(=´▽`=)ノ
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