こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
ざんねんなタイトル
というテーマで
ご紹介させて頂ければと思います。
あんまりな邦題
本作の原題は
JUST BEFORE DAWN
(夜明け前)
えっ!
( ̄Д ̄;;
これって13日の金曜日の序章の
映画じゃないの?
はい。違います!
本作と13日の金曜日シリーズとは
何の関係もありません!
↑これだけキッパリと書いてありますが
全く関係のない映画です
邦題の中には時より本作のような
観客を騙す目的でつけられたとしか思えない
あんまりな邦題が存在するのです…
アバウトなストーリー
「キネマ旬報社」さんのデータベースによれば
本作の解説は以下の通り
『スクワーム』のジェフ・リーバーマン監督による
スプラッターホラー。
男性器を刃物で抉って殺すという
惨殺事件が起こる。
森林警備員・ロイの制止を振り切り
山へ入った若者たちはキャンプを楽しむが
彼らはひとり、またひとりと姿を消して行き…。
ふむ。
確かに13日の金曜日に似てますね!
けれど重要なのは、青線部分の
本作がジェフ・リーバーマン監督作品であると
明言している点!
日本ではあまり馴染みがないのですが
ジェフ・リーバーマン監督は
登場人物が不条理な世界へとさ迷いんでしまう
逢魔が時の不気味さを描く
映像がとても美しい、知る人ぞ知るカルト監督!
↑リーバーマンの逢魔が時へようこそ…
本作に登場する殺人鬼は巨漢の大男。
彼は、人里離れた山奥で暮らしており
不用意に山へ入った人間を
遊び半分で殺して楽しんでいる異常な男です。
↑山奥で暮らす泥だらけの巨漢。
そんな殺人鬼が生息する山にやって来たのは
この山の権利を買った男と友達4人。
↑キャンピングカーに乗ってやって来た
男3人と女2人の5人組!
彼らは、森林警備員のロイが
危険な山だから行くなという制止を振り切って
山道を車で走らせますが
既にその時、彼らの車の後ろに
恐怖の殺人鬼が飛び乗っていたのです!
↑あっ…
さて、山奥でキャンプをはじめた若者たちは
一体どうなってしまうのでしょう?
それは是非、皆さん自身の目で
ご覧になって頂ければと思います。
↑あの…何かが向こうからやって来るんですが
冤罪をきせる行為
本作は、スプラッタというより
作品から漂う不気味な空気感が魅力の映画!
↑残酷な血みどろ描写は、あまりありません。
ですので直接的な殺す描写よりも
死体の見せ方などに力点が置かれています。
↑ラブシーンの後ろに流れてくる死体!
これは恐ろしい光景ですね…
そんな本作の魅力は
構図や色合いや撮影の巧みさによって
単なるスラッシャー映画ではなく
殺人鬼の森に迷い込んでしまった若者たちの
残酷童話のようになっているところ!
↑なんだか美しい、カークラッシュ映像!
↑お墓の前で、ふざけて撮影するシーンは
突如、美麗なソフトフォーカス!
↑行方不明の友達を探す時
ランプに照らされない場所は漆黒の闇に!
そんな本作は海外においては一定の評価がなされ
人気作品となっている映画。
↑殺人鬼のフィギュアも存在します!
けれど日本においては、
この類似作品っぽい邦題のために
13日の金曜日の前日談のようなフリをして
観客を騙そうとする偽物映画と
認識されてしまう可能性があるのです…
そしてこの事は、そんな意図が全くない
ジェフ・リーバーマン監督に対して
大変失礼な事だと思うのですが
皆様はこんな邦題のつけ方を、どう思われますか?
↑怪物が誕生した理由も
ジェイソンのように、いじめが原因ではありません!
本作は「脱出」や「悪魔のいけにえ」のような
忌まわしい因習によって誕生した殺人鬼だったのです…
という訳で次回は
虚偽のイメージ
というテーマで
ウェディング・イブ
幸せになるためのいくつかの条件
という映画を解説してみたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
おまけ
①森に行ったら怖かった映画に
興味がある方へ…
②美しい悪夢の森の童話に
興味がある方へ…
③森の中で登場人物全員が
狂気の世界へと誘われていく映画に
興味がある方へ…
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