こんばんは
ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

 

本日は

 

想像力と

発掘良品の再発掘

 

というテーマの番外編として

 

ミステリー・メン

 

 

という映画を

 

解説してみたいと思います。

 

 

 

 

 

発掘良品第一弾にセレクトされた

 

偽者たちが主役の映画は

 

ギャラクシー・クエスト

 

デーヴ

 

サボテン・ブラザース

 

↑俺たち、本当はヒーローじゃありません!

 

 

 

 

 

 

本物の英雄ではない人々が

 

己のするべき事を自覚することで

 

次第に本物のヒーローとなっていく映画です

 

↑気が付けば、本物以上に本物らしく!

 

 

 

 

 

 

…けれどそんな状況って

 

普通の人にはあまり訪れませんよね。

 

 

 

 

 

 

だから…

 

もし普通の人が己のするべき事を自覚して

 

ヒーローとして歩み始めたとしても

 

変人扱いされるだけかもしれないのです

 

↑本当に強ければ良いですが

もし一般人が、こんな格好していたら…あせる

 

 

 

 

 

 

このシリーズで

 

本作品の推薦理由は3つ。

 

 

推薦理由①

実績のないヒーローの

認知されない辛さが描かれた

映画だから

 

 

 

 

 

 

本作の主人公は

 

全く存在を知られていないヒーローたち。

 

↑主役は、知名度0のヒーローたち!

 

 

 

 

 

 

何故知られていないかというと…

 

 

 

 

 

 

悪党に勝った実績が全くないからです!

 

 

 

 

 

 

彼らは自称スーパーヒーロー。

 

 

フォーク投げの名手のブルーラジャ!

 

↑家にあるフォークを投げるのが得意です!

 

 

 

シャベル使い手シャベルマン!
 

↑武器のシャベルで殴ります!

 

 

 

 

そして


怒れる男フューリアス!

 

↑取り合えず怒ってわめきます!

 

 

 

 

 


…どう見ても、素人の宴会芸ですね。

 

 

 

 

 

 

 

むろん、彼らに街の平和を守れるハズがなく

 

本物のヒーローである

 

キャプテン・アメイジングの活躍によって

 

凶悪な犯罪者たちは全て退治されてしまいます!

 

↑本職のヒーロー、キャプテン・アメイジング!

 

 

 

 

 

 

けれど、街が平和になったなら

 

キャプテン・アメイジングも不要ですよね…

 

 

 

 

 

 

強敵がいない事に困ったアメイジングは

 

過去に捕えて精神病院送りにした

 

Dr.カサノバ・フランケンシュタインという

 

悪の天才科学者を退院させて

 

再び強敵として街に君臨させようとします。

 

 

 

 

 

 

けれどカサノバは

 

キャプテン・アメイジングより一枚上手でした!

 

 

 

 

 

 

自由になったカサノバは

 

あっという間にアメイジングを捕えてしまい

 

街を守るヒーローは

 

いなくなってしまったのです!

 

↑20年間精神病院に入れられていたカサノバ。

彼は復讐の時をずっと待っていました!

 

 

 

 

 

 

カサノバは街全体を破壊する兵器を

 

作動されようとしています。

 

 

 

 

 

さて、そんな緊迫した状況の中

 

カサノバの陰謀を知ってしまった3人は

 

果たして彼の野望を

 

阻止する事ができるのでしょうか?

 

 

 

 

 

それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

↑警官から「3バカ」と呼ばれているダメヒーローは

街を救えるのでしようか?

 

 

推薦理由②

治安というものは

常に強者によって守られる

とは限らない

 

 

 

 

 

本作は、地味過ぎるヒーローが災いしてか

 

全くヒットせず日本でも未公開!

 

↑製作費6800万ドルに対して

興行収入は3300万ドル(全世界で!)

 

監督も、これ以降の作品は作っていません。

 

 

 

 

 

けれど彼らが地味なのには

 

ちゃんとした理由があるのです。

 

 

 

 

 

 

本作のテーマは

 

凡人がヒーローになる日!

 

 

 

 

 

 

この映画のヒーローたちは

 

ヒーローとは無縁の日々を送っている

 

ただの凡人なのです!

 

 

 

 

 

 

ブルー・ラジャは、30過ぎて独り身で

 

母と暮らしているコスプレ男。

 

↑よく見ると衣装も

お母さんの所持品っぽいですね!

 

 

 

 

 

シャベルマンは肉体労働者

 

↑妻に、もうそんな馬鹿な事はやめて

と諭されているシャベルマン。

 

 

 

 

 

フューリーメンに至っては

 

社会に対して怒っている男でしかありません。

 

↑実力はないが、怒りだけは人一倍!

…これって、私たち一般市民の事ですよね。

 

 

 

 

 

当然ですが彼らは

 

平時には目立たず評価もされません。

 

↑後にメンバーに加わる透明少年は

周囲の人に無視されている男

 

 

↑嫌われ者のスプリーンは

卒倒するようなくさいオナラを出せる男。

 

 

↑ボウラーは、大学休学中の自由人です。

 

 

 

 

 

けれどもし

 

普段自分たちを守ってくれるはずの

 

ヒーローが不在になったら…

 

 

 

 

 

 

そう!

 

 

そんな凡人だって

 

みんなのために立ち上がるのです!

 

↑ヘボい凡人だって

戦うべき時が来れば、みんな戦うのです!

 

 

 

 

 

つまり本作は

 

ヒーローではない私たち一般人に捧げられた作品。

 

 

 

 

 

 

いざという時には、きっと私たちも

 

無力は承知で

 

障害に立ち向かうのではないでしょうか?

 

↑強いから戦うのがヒーローではなく

弱いけど立ち向かうべき敵に向かっていくのが

真のヒーローでは?

 

 

 

 

 

そんな本作のヘナチョコ・スピリッツは

 

後にキックアスや

 

シン・ゴジラなどに継承されていきます。

 

↑弱いけど、正義のために戦うキックアス

 

音譜キックアスの回はコチラ音譜

 

 

↑例え破壊の限りを作られたとしても

くじけず立ち向かう

ごく普通に生きている人々への賛歌である

「シン・ゴジラ」

 

音譜シン・ゴジラの回はコチラ音譜

 

 

 

 

 

 

 

本物のヒーローというのは

 

いざという時に勇気を奮い起こす事ができる

 

全て人の事なのだと思います。

 

 

推薦理由③

本物のヒーローというのは

心ある普通の人である

 

 

↑頑張れミステリーメン!

人間の真価とは

容姿や普段の生活ではないのです!

 

 

 

 

 

と言う訳で次回は発掘良品シリーズに戻り

 

生き様と妥協

 

というテーマで

 

ロンゲスト・ヤード

 

という映画を解説してみたいと思いますので

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

↑強大な敵が最もイラつくのは

弱いハズの庶民が立ち向かって来ること!

 

単なる凡人を主人公にしたこの映画は

興行的には失敗ですが

ソウル的には、結構伝わるものがあると思います

ヽ(=´▽`=)ノ