こんばんは

ご覧頂きありがとうございます

\(^▽^)/

 

 

 

 

 

本日も

 

想像力と

かいぶつぞろぞろ

 

というテーマで

 

シン・ゴジラ

 

 

という映画を

 

ご紹介させて頂ければと思います。

 

 

 

 


かいぶつぞろぞろシリーズも

 

本日で最終回。

 

 

 

 

 

 

1か月の間、怪物たちにおつき合い頂き

 

本当にありがとうございました

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

 





怪物の登場する映画は無限にありますので

 

映画における

かいぶつたちの扱い方

 

に焦点を絞ってセレクトしてみましたが

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

 

 


ラストは2016年に日本映画界を席巻した

 

超人気作をセレクトしました。

 

 

 

 

 


本作はゴジラ映画ですので

 

ゴジラが現れて

東京で大暴れする!

 

という大筋は

 

観客誰もが予想していたと思います。

 

 

 

 


けれどだとしたら

 

ジェイソンやエイリアンみたいな

 

予定調和のお約束映画

 

だったのでしょうか?

 

↑あらジェイソン。また来たの?

ゴジラ映画って、ジェイソンと同じような感じ?

 

 

 

 

 


いいえ。

 

 

 

 

 


本作はゴジラファンだけでなく

 

今までゴジラを観たことがなかった人たちにも

 

好意的に評価された映画。

 

 

 

 

 

 

私見ですがその理由は

 

主役が

ゴジラではなかったから

 

ではないかと思っています。

 

 

 

 


このシリーズで

 

本作品を選ばせて頂いた理由は3つ。

 

推薦理由①

ゴジラという作品は

日本の脆さと

日本の底力を

同時に見せつけてくれる

映画である

 

 

 

 

 


本作は前半と後半で

 

ゴジラへの対応が大きく異なる映画。

 

 

 

 

 

 

前半は平時の日本人の対応。

 

↑私たち日本人は、普段はこんな対応です。

 

 

 

 

 


後半は絶望時の日本の対応です。

 

↑けれど私たち日本人は

こういう事態の後では対応が変わりるのです!

 

 

 

 

 


東京湾にゴジラが現れた時の政府の対応は

 

官僚主体の能動的な対応。

 

↑段取り大好き日本人。

会議をしないと話が先に進みません!

 

 

 

 

 


政府のマニュアルに従い

 

緊急時にも関わらず

 

まるで思考停止しているかのような

 

形式的な対応を続けます。

 

↑形式的なので初期対応が遅い日本。

この時点でも、状況を見守ってしまうのです…

 

 

 

 

 

 

けれどマニュアル的な対応では

 

ゴジラが対処ができない事が分かって来ると…

 

途方に暮れてしまうのです。

 

↑とりあえず、防災服を着て視察してみようか…

 

 

 

 

 

… … …

 

(-"-;A

 

 

 

 

ああ。

 

 

 

 

これって、幕末の黒船来襲や

 

311の東日本大震災の時の対応と同じですね。

 

↑と、とりあえず被害者の救済と復興計画を…あせる

 

 

 

 

 

日本人は

 

想定外の悲劇は起こらない

 

という

 

平和を信じるが故に

咄嗟の危機管理に弱い民族

 

なのです。

 

 

 

 

推薦理由②

想定外の事態において

平時の日本人は無力である

 

 

 

 

 

 

けれど残念ですが日本は

 

カタストロフに

見舞われ続けてきた国

 

なのです…

 

 

 

 

 


圧倒的なゴジラの破壊によって

 

信じてきたものすべてが破壊され

 

廃墟と化した東京は

 

まるで大震災や空襲などの時のように

 

壊滅してしまいます。

 

↑直視できないような惨劇が…

 

 

 

 

 


では、壊滅してしまった日本は

 

このまま終わってしまうのでしょうか?

 

 

 

 

 


それは是非、皆さん自身の目で

 

ご覧になって頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

本作のゴジラは災厄のような存在。

 

 

 

 

 

 

災厄とは

 

理屈で対処できるものではなく

 

残酷で、悲惨で、絶望的な状況を

 

我々の目の前に容赦なく突き付けてきます。

 

 

 

 

 

 

けれど…

 

 

 

 

 

日本人とは

 

そんな絶望的な状況にこそ

 

芯の強さを発揮する

 

メンタリティの民族なのだと思います。

 

 

 

 

 

 

本作の後半では

 

ゴジラを退治できなければ

日本が滅びる

 

という切羽詰まった状況の中

 

生き残った全ての人々が

 

マニュアル的な行動を止めて

 

全員が持てる力全てを結集させて

 

ゴジラを退治するため

 

いや、日本を消滅させないために

 

戦いを挑むのです!

 

↑ゴジラが強い?

そんな事知ってるわい!!

 

 

 

 

 

この有事に全員一丸となり

 

個々が平時には決して出せない力を発揮して

 

危機に対応するというのも

 

日本人の素晴らしいことろでもあるのです。

 

 

推薦理由③

追い詰められた時にこそ

日本人の魂は

真の力を発揮する!

 

 

 

 

 

だからこそ、この映画は

 

単なる怪獣映画ではなく

 

災害に遭った人、会社が危機に陥った人

 

途方もない苦難を経験した人には

 

日本人のメンタルを揺さぶる感動作

 

として映ったのだと思います。

 

↑ゴジラは災厄!

けれど、そんな災厄との対峙こそ

日本人の魂を強くした源でもあるのです。

 

 

 

 

 

 

日本は災害大国。

 

これからもきっとゴジラ並みの災厄は

 

何度も何度も襲ってくるでしょう。

 

 

 

 

 

そしてきっと日本は

 

大変な被害に合う事でしょう。

 

 

 

 

 

にも拘わらず

 

生き残った日本人たちが発揮する力で

 

再び立ち上がっていくのが

 

日本という国なのだと思います

 

ヽ(=´▽`=)ノ

 

 

↑本作の後半は

エヴァンゲリオンにおけるヤシマ作戦と

よく似ている気がいたします。

 

圧倒的破壊力を持つ使徒ラミエルを倒すには

エヴァだけではなく

全日本人の協力が必要だったのです!

 

 

 

 

 

 

と言う訳で、かいぶつぞろぞろシリーズは

 

これにて終了です。

 

 

 

 

 

お付き合いいただき

 

本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

怪物たちの映画は

 

いずれまた別の切り口でご紹介できればと

 

思っております。

 

 

 

 

 

ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆

 

 

↑圧倒的な災厄を前に絶望し

それでも尚、絶望を乗り越えて戦うのが

日本人のメンタル!

 

そんな勇気をもらえる映画が

本作なのです