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昨日ご紹介したガダルカナル島ルンガビーチの陸軍一式戦闘機「隼」

ひろ兄さまよりコクピット右前方のアンテナとキャノピーの形状・、ガラス枠数より「隼」と思われるとのコメントを頂戴し早速見比べてみました。

 

海軍零式艦上戦闘機  零戦

 

陸軍 一式戦闘機 隼

 嗚呼・・・本当だ

アンテナ位置・キャノピーの形状・、ガラス枠数を見ると一目瞭然ですね。

ひろ兄さま 自信がない等とご謙遜を (*^▽^*) 

御教示戴きありがとうございましたm(_ _)m

 

さらにブロ友さまより以下の情報を頂戴いたしました。

 

 

 陸軍航空隊は間違いなくガ島上空まで隼は進出しておりました。

匿名ブロ友さま貴重な資料をありがとうございます。

 

さらにネットで調べてみると・・・

航空戦史雑想ノート【陸軍編】 飛行第十一戦隊(1)

※勝手にリンク申し訳ございませんm(_ _) m

調べているとよく辿り着く凄い情報量のブログでお世話になっております。

↑こちらの頁に  

昭和十八年一月二十七日 ガダルカナル島攻撃 。

P‐38戦闘機2機、P‐39戦闘機3機、F4F戦闘機1機を撃墜。

損害6機(自爆1機、未帰還4機、不時着1機

とありました。

※二月一日にもガ島攻撃をされているようですが損害は無かったようです。

隼がガ島上空を飛んだのはこの二回だけと思われます。

 

※2020/1/19追記*************************************************

戦史叢書 南東方面海軍作戦<2>ガ島撤収まで 551頁

一月二十七日、ブカ及びバラレへ進出していた陸軍航空部隊の軽爆九機、一式戦闘機五九機が〇六五五バレラ上空を発進してガ島に進攻した。

軽爆はマタニカウ河敵陣地等を爆撃。

戦闘機隊は軽爆隊と分離してルンガ方面で敵戦闘機と交戦P38二機、P39三機、グラマン一機撃墜を報じた。

約十五分で戦場を離脱したが敵機はルッセル諸島、ブラク島まで追跡してきた。

このため航続力に余裕がなく、ムンダ及びバラレに着陸し給油の上ラバウルに引き揚げた。

わが方の損害は自爆一機、不時着一機、未帰還四機で成果は期待に沿わないものだった。

 

二月一日、軽爆九機、一式戦闘機二十二機をもってガ島に進攻し大型機九機撃破、戦闘機四機撃墜を報じた。

しかしそれ以降囲碁侵攻作戦は実施しなかった。

進攻作戦に自信を失ったためである。

***************************************************鋭意継続調査中

ガ島へ進行した一式戦闘機は飛行第一戦隊、飛行第十一戦隊だと思われる。

現在資料待ち

 

 

 

この未帰還四機、不時着一機のうちの一機が↓としか考えられません。

 

さらに匿名ブロ友さまより「前輪が出ているので不時着では・・・とすれば見事な腕」と教えられ再度見てみると確かに前輪が出ております。

成程!! 

確かに被弾数も多いのに着陸時の損傷が見て取れないことから不時着かあ・・・

むむっ 生きて着陸されたと云う事は・・・お怪我は

生きてご帰国された可能性も・・・

 

此処から先は時間をかけて調べてみる価値のある写真です。

ガ島上空を陸軍航空隊が飛んでいたとは露知らず、胡散臭い写真だと思っておりましたが「ガ島の一式戦」貴重な写真となりました。 

 

日本には存在しなかった貴重な一枚

写真を頂戴した豪州の友人にもあらためて御礼申し上げますm(_ _)m

 

 

   
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