今年で第9回を数えた「離れ目アイドル大賞」の決勝大会は、会場に居合わせたアイドルが優勝出来ないという過去のジンクスを破って、昨年見事栄冠に輝いたみさき(脳内パステル)が2Rで登場して、軽やかに1位で駆け抜け準優勝戦に歩を進めたのですが、昨年に初登場ながら準優勝戦まで進んだ小熊りん(CUBΣLIC)が2位で勝ち抜けた一方で、3位で通過した優月ひな(もぐちっぷ)は既に23歳でありながら、未成年にしか見えない稀なるベイビーフェイスの持ち主であり、私は2021年7月に初めて生で見掛けその愛らしさに眩暈した記憶があったところ、離れ目アイドル大賞の中の人(以降中の人)はいまだ遭遇が叶っていないとの事でした。(写真は中の人から提供頂いたものです)
ちなみにこのラウンドで会場が俄かにざわついたのは、写真から伺えた倉田くむ(vividbird)の鮮烈なる離れ目で、会場ゲストの5人はそれぞれが4cmを超える離れ目を自負しているところ、彼女はどう見ても軽く5cmオーバーだと皆が白旗を上げていたのですが、現在の髪型ショートボブは5年前の大会ゲストだった新谷姫加に憧れて、ばっさりとロングヘアから決別したというエピソードも紹介されていました。個人的には昨夏までぴゅあ娘リローデッドで活動していた、大会の常連でもあった双葉春菜に匹敵するような、壮絶な離れ目インパクトが彼女にはあるよう見受けられるので、早く現場でその迫力に接してみたいものです。
予選3Rを1位で駆け抜けた麻倉えいみ(愛Dream)は、初登場だった3年前の大会でいきなり優勝戦に進んで2位の成績を残し、離れ目界隈への華麗なデビューを飾ったのですが、会場に招かれた2年前そして昨年については、惜しくも準優勝戦止まりだったので今年捲土重来を誓っていたのは、運営そしてユニットのメンバー達から多大なバックアップを受けており、SNSでの盛り上がりは私のタイムライン上でダントツなヒートアップを見せていました。
スタジオゲストの超星みるく(異世界アイドルパラレルパレード)は、胃下垂である事から「妊娠アイドル」と呼ばれる事もある一方で、145cmの低身長と見た目の幼さから「職質アイドル」の異名も持ち合わせており、当日に会場ゲストとして登場した彼女を、私はこの日動く様子を初めて目にしたのですが、常に愛嬌を振り撒いていた愛らしい姿にとても好感を持ちました。
そんな彼女よりも上位(2位)で準優勝戦に駒を進めたのは、昨年自薦で準優勝戦まで勝ち抜けた佐藤愛菜(トイランド)だったのですが、ノギスを用いて計測した離れ目の距離は、昨年の4.2cmから更に1㎜進化を遂げているんだそうで、彼女の特典会ではノギスが頻繁に登場するらしいです。
今回の決戦スタート前に飛び入りで会場に現れ、猛烈なアピールに励んでいた澤崎柚希(LobeliA)は、惜しくも次点で準優勝戦に進めなかったのですが、事前予選を9位で通過したひより(bridge・Go♪hug♡)はここで5位だったところ、福岡行橋のキッズアイドルでまだ小学6年生なのは、今大会だと確か最年少でその伸びしろに期待したいところです。